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其礼成心中 |
クリエーター情報なし | |
パルコ |
2016/4/11
曽根崎心中の影響で心中する人が増えて困っていた饅頭屋が、曽根崎饅頭を売り出して繁盛する話。
物語の真似をしたがる人々が増えると、その周辺の人は迷惑をこうむったり、商売にしてみたりと、良くも悪くもみんな振り回されてしまう。
脚本レベルでも笑いどころで笑えるし、構成もしっかりしているので、実際舞台を見たら楽しめそう。
生身の人間でもそれなりに笑えると思うけど、人形で演じられる時に、どのくらい脚本の印象とのズレがあるのか確認したい。
『LEGOムービー』のような、絵で見ることによるプラスアルファがあるんだろうなと期待。
文楽の知識があるわけではないので他の古典作品との比較ができないのが残念。
今の観客(というか文楽素人であるところの自分)にも受け入れられるものになっているのかどうか、映像を見て確認したい。