踊り子のことを思い出しながら、自分にとっての「一日六回のショー」とは何かを考えながら走る。こういうときに思い出すのは決まって高校のときの部活動。陸上部の練習中、野犬に追っかけられたこともあったし、猛吹雪の中で迷子になりかけたこともある。
ここには1000人のランナーが走っているが、野犬に追っかけられたことのある人はそんなにはいないだろう。
あんまり楽しいと思ったことのない高校生活だったが、貯金になっていることもあるもんだ。だんだん体が軽くなっていくのがわかる。
3キロ手前くらいで、ようやく豊平川の河川敷へ。道幅の狭い10キロのコースに1000人だから、長く長く人の列がのびる。
最初の給水は必要ないように感じたが、去年、脱水症状気味になったことを思い出し、紙コップに手を伸ばす。
ポカリの紙コップだが、中身は水。
ベタベタしちゃうからいいんだけどさ。
ここには1000人のランナーが走っているが、野犬に追っかけられたことのある人はそんなにはいないだろう。
あんまり楽しいと思ったことのない高校生活だったが、貯金になっていることもあるもんだ。だんだん体が軽くなっていくのがわかる。
3キロ手前くらいで、ようやく豊平川の河川敷へ。道幅の狭い10キロのコースに1000人だから、長く長く人の列がのびる。
最初の給水は必要ないように感じたが、去年、脱水症状気味になったことを思い出し、紙コップに手を伸ばす。
ポカリの紙コップだが、中身は水。
ベタベタしちゃうからいいんだけどさ。