エミリの一筆啓上

#日記ブログ#猫ブログ
日々の思いを綴ります。

レオ、桜がね咲いたのよ

2019-03-27 22:15:56 | 日々のできごと
レオのいない一週間が過ぎた。


ぽっかりと空いた穴は埋めようがないのだけど、あれよあれよという間に、桜の花は今年も咲き出した。


先週の水曜日は暖かで早咲きの桜が満開であった。新河岸川沿いに建つ斎場、しののめの里にてレオを荼毘に付した。


前日の火曜は友引だったので、レオを清潔な白い布団に包み専用の箱に移し、いつもいたお部屋のその場所にそっと据え置いた。眠るレオを撫で声を掛け、そして涙した、涙は幾らでも止めどなく流れた。


ピンクと黄色のバラとカスミソウ、青のヒヤシンスの花、ご近所の方から頂いたクリスマスローズとカラーの花、レオと五人全員が写ってる家族写真とお手紙と、カリカリをお箱に添えた。

後部座席に乗せ蓋をずらし、レオの頭や体を撫で話しかけた。斎場に着き、動物専用の入口から中に入ると、係の方が丁寧に案内して下さった。


平成31年3月20日午後3時、パパと次女と私とに見送られレオは旅立った。扉が閉まるその瞬間は流石に動揺し三人で声を出して泣いた。


レオのお骨はとても綺麗だった。用意した骨壷に三人で丁寧に納めた、お爪も納めた。係の方が布を丁寧に包んで下さり、大切に胸に抱き自宅に連れ戻った。


あの日から一週間が経つ。


いつ誰ともなく御線香を灯しレオに話しかける。
レオ仕事してくるね。
レオただいま。
レオ水飲む?
レオ、桜がね咲いたのよ。
























インタビュー

2019-03-24 12:27:50 | 日々のできごと
フィギュアスケート世界選手権、地元さいたまスーパーアリーナ開催、テレビで観戦した。


銀メダルの羽生選手はインタビューで『負けは死も同然....』と応じられていた。トップでなければ自分では無いということだろうか。超人的な努力のできるこの方のような人を天才と呼ぶのだろう、私は凡人である。もう一度いう、凡人である。故に、その言葉に驚き戸惑う。


前日のイチロー選手の引退会見のイチロー節にはピリっとした緊張感の中にも温かなものを感じた。奥様や愛犬、異国で感じた外国人ゆえの孤独感を体験したことで学んだともあると。白髪さえ魅力的だ。



ネイサン・チェン選手のコメントは10代の人と思えないほど物事がよく見えている人の言葉だと思った。


黄色いプーさんは何の意味があるのだろう。リンクに投げ込まれたプーさんの行方が気になる。


凡人ゆえの戯言、花冷えの日曜に。








三月の風の便り

2019-03-18 07:42:30 | 日々のできごと
昨年、桜舞う四月一日、長女は花嫁姿であった。


長女が先月中旬、九州旅行の合間に祖母宅を夫婦で訪ねてくれた。結婚式に出席できなかった祖母に旦那様のお披露目となった。


築50年以上の後継ぎのいない実家は、手入れをしていない、それでも私の母が一人で住むおかげで何とか家として保たれている。家というのは人が住んで体を成す。後日に続きを。






主治医意見書といふもの

2019-03-03 21:30:17 | 日々のできごと
お医者さまの文字は躍動感にあふれている。電子カルテの時代であるのに、介護保険認定調査の主治医意見書は大半が手書きである。私はケアマネを職業としているので、ケアプラン作成時において、この主治医意見書を目にする機会は多い。


大体は読める。たまに、そうたまに、躍動感あふれすぎじゃない?みたいな文字に出会う、私は書道を嗜む人であるので、崩し文字はわりと読める。


お医者さまの文字は崩し文字の上をいく、自由気ままな宇宙文字(私の造語)である、私はその宇宙とにらめっこする。部分的に読めたところをヒントに云わんとしていることを想像しながら解読していく。


少し前まで、解読作業は私にとって悩ましいだけであったのに、今は愉しみに化けた、患者さんのために時間を割いて書いて下さっていると思えば、その意向を汲みプランにより反映させたい。


主治医意見書の解読作業は宇宙に彷徨うが如し、言わずもがな奥が深いのである。