二日続く桜花びら散らす花雨である。
四月の寒暖差、今朝などは震える寒さであるが買い置きの灯油は底をつきエアコン頼み、薄ら寒く心もとないのである。
年々寒がりになる、古いタイル貼りの浴室の寒さが堪えがたくユニットバスの広告が目につく。更に年を重ねる訳で浴室リフォームは今のうちと思うが、今年は屋根と壁の塗装工事が待っている。
私を筆頭に案外のんびりとした家族で自宅のメンテナンスが延び延びになってしまった。小さな戸建てであってもひと通りの手順は必要となる。見積もりを取り事業所を決めた。様々な理由があり取り掛かるまで二年を要している。五月にようやくの着手である。
その間どんな色にしようか、街の家々を意識して見るように努めた。白壁に赤い屋根、緑の屋根ならベージュの壁、茶色の屋根に黄色の壁、、見れば見るほど決められなくなる。焦らずに行こうとピンとくる時を待つことにした。娘達はピンクや緑や黄色とパステル推しだが、今の私の気分では無い。
街に馴染むが埋没しないこと、落ち着いた印象であること、二色使いであること、できれば和の感じを出したい、植物が映えること、帰宅した時にホッとできること、温かさを感じられること、我が家を愛せること、60代の夫婦が住むに違和感を感じさせずしっくりくること。
25年もの歳月を共に過ごした我が家、ありがとうの気持ちを込め綺麗にいたしましょう。爽やかな五月にへんしーん😊