エミリの一筆啓上

#日記ブログ#猫ブログ
日々の思いを綴ります。

半年

2018-01-30 22:45:05 | 日々のできごと
毎年駆け足で、走り去る一月、明日を残すのみである。年が明け、二週間を過ぎた頃に職場では、実地指導が行われた。私が入職してからも俄かに実地指導に向けた対応が成され、多くの時間をその為の勉強会に費やされた。新人には理解できる事と、できない事があった。質問をし説明を受けても理解が困難な場合はひたすら参考書を読み込んだがイメージさえ掴めない事がある。机上で学んだ知識は実践を通して初めて生きた知識となる。



ケアマネとは少し特殊な世界である。同僚であれ、自分以外の人のやり方に口を挟まない。言わば個人事業主がワタシのやり方で全てをマネジメントする。


勉強会で事例検討会なるものを開かない限り人の書くケアプランを見る機会はあまりない。新人であれワタシが良しとし根拠を示す事ができればそれで良いとのこと。


しかしながら、新人には心許ない。いきなりの実践となる訳なので、図太い神経と当たって砕けろのポジティブさが無いと辛くなる。


仕事が頭から離れない時がある。そうなると堂々巡りで答えの無い出口を探す事になる。仕事の進捗状況はと問われれば『トンネル状態』か。


半年が過ぎ有休が7日間ついたところである。とりあえず後半年はやってみよう、僅かな光が差すかも知れないから。














雪やこんこ

2018-01-25 23:39:06 | 日々のできごと
22か23歳か、新潟県湯沢スキー場を初めて訪れた時の衝撃を今も覚えている。辺り一面とにかく雪しか目に入らず、こんなにもの雪の中で何か月も暮らさなければならない雪国の人と、年に数日しか雪を見る機会の無い人が、その生育環境において人の性質に及ぼす影響は小さく無いだろうなぁと思ったものだ。


ここのところとても寒い。月曜に関東は雪マークだった。雪道を運転した事のない私はお昼過ぎに仕事を切り上げ帰宅した。みるみる雪景色になってしまった。柔らかな美味しそうな雪が降る降る、部屋の中から猫と一緒に眺めた。

寒い、とにかく寒い。窓際に置いた猫用の飲み水が凍る寒さ、外猫さん用にレオの空き家を提供、早速猫団子になっていた。明日は古セーターの敷物を重ねてあげようか。



















冬芽

2018-01-15 00:15:50 | 日々のできごと
成人の日から1週間が経つ。成人を迎えた次女は成人の日の二次会の幹事をやり遂げ余程ホッとしたのか顔つきさえ違って見える。ひと足先に春を迎えたよう、るんるんしている、まぁ悪いことでは無い。

当日はケータリングに支払う大金を用意していなかったので母のタンス預金でとりあえずの支払いを済ませた。

二次会の会費は一人三千円。娘がその夜お返ししてくれたのは一万円札が9枚、千円札が210枚、210枚もの千円札を手にしたのは生まれて初めて、しっかり者の会計係さんは一枚も間違わずタッパーに入れて下さっていた。ひとまず、お役に立てて良かった。

二十歳の人ならば、三千円の会費を親から貰う小遣いから出す人、自分で働いた稼ぎから出す人、半々くらいだろうか。。

幹事を務めた次女は、なるべく会費を安くしたいのと、会場を歩きで来る事の出来る市の施設にする事にこだわった。

中学の卒業式以来に会う地元の同級生、中学生のイメージしかない私には誰が誰だかもうさっぱり分からないが、みな美男美女である。

紫色の長い裃袴姿とモヒカンでキメた集団だって目立ちたいだけで悪い奴ではないと次女は言う。あれがちょんまげなら品格こそあれどモヒカンに合わせるセンスは二十歳のお祝い故のお茶目さか、気合いを入れての来場は華と言えなくも無い。

そんなこんなで、あちらこちらで、成人の日のセレモニーが行われていたその日、晴れ着が届かなくて出られなかった人がいるとニュースで知ったのはその日の午後。


二十歳の晴れの日に、人生の大切な節目の日に、哀しい思いをした人の涙は切ない。


見上げれば睦月の空に蝋梅の黄色が映える。辛夷の冬芽はふっくらとビロードの服を着て寒風に耐え春を待つ。










二十歳の旅人...

2018-01-08 08:19:40 | 日々のできごと
伊集院静さんの成人の日のメッセージを毎年楽しみにしている。今年は次女が成人を迎える。


毎日毎日あたふたとしていると心が鈍くなる。私はそういう時の自分がとても嫌になる。




『二十歳の旅人に乾杯。』
なんて素敵な言葉だろう、二十歳は彷徨う旅人でいて欲しい。凝り固まって欲しくない。その時にしか見えないものがある。


トトロの『まっくろくろすけ』が子供の頃にしか見えないように、その時の自分、今の自分を大切にして欲しいと思う。続く














ワンだふるらいふ

2018-01-01 22:50:25 | 日々のできごと
明けましておめでとうございます。

昨日は束の間、初雪が舞った。寒い大晦日だと思ったが午後には陽が差してきた。今年は少し頑張っておせちを作った。結婚して家庭を持った長女や腰や膝が痛いという祖父母の分と。。


頑張り過ぎるとバネ指が悪くなるので、家事は程々と心掛けている。五十肩も有って掃除も程々である。私はこれで良いのである。


午後に長女が来て暫し遊んで過ごした。ほぼ料理は出来ていたが、手付かずだった年賀状を印刷した。私はどうしても、クリスマス辺りに年賀状を書く気になれない、あたふたしてしまうのは分かっているが毎年暮れになる。


長女はパパにギターの手ほどきを受けていた。アンジェラアキさんの『手紙』の弾き語りを、二人の間に居るレオはうつらうつらしながら聴いているのかいないのか。。


すっかりと脚が弱くなって歩くのもやっとの要介護状態である。部屋の真ん中にレオのスペースを取り歩き易いようカーペットを敷いている。寒くなったので古い毛布を更に敷いている。たまに粗相もするので私は洗濯ばかりをしている日もある。


我が家に縁あってお迎えしたレオと暮らして15年になる。一緒に育った子供達は大人になりレオはおじいさんになった。


とりあえずレオも無事に年を越した、ありがたい、命の長さは私にはわからない。生きてる限り共にあると思っている。


2018年が幕を開けた。長女は結婚し東京のど真ん中で暮らす。長男は二月に国家試験、春には卒業、社会人となる。次女は成人を迎える。


私はバタバタと毎日忙しい。息切れしない様にと思っているがちょっと疲れている。たまに愚痴りながら一日一日を乗り切る。


頑張りどきならば心静かにやるべき事に集中しよう。 2018年戊戌の年 元旦