明日は転院

春めく二月後半、明日は姉がリハビリ病院へ移る日だ。丸二ヶ月、なかなかにヘビーな二ヶ月であった。

如月とわたし

外で暮らす猫の飲み水が毎日のように凍っている。出勤前に氷を割って水を足してやる。


おかあさん猫を最近見かけないような気がしていた。次女に話したら「そういえばそうだね、星になったかな？」長く生きてるから世代交代が進んで不思議ではないのだが、会えないかと思うとしんと寂しいのである。



帰宅後、外のレオが使っていたハウスを覗いてみると、あらおかあさんいたの、久しぶり、寒いからね、なんだか嬉しいよ、少しおばあさんになったかなぁ。長生きして呉れてありがとう、寒いけど今しばらくの辛抱、春はくるよ。


夜中の便でゼミのお仲間と北欧に向かう次女が、財布を忘れたと残業中の私に電話をかけてきた。


急ぎ帰宅し財布を見つけ駅まで届けた。それにしても大胆な忘れ物するもんだと、私が冷や汗をかく。


一月に罹ったインフルエンザの後、咳がずっと続いている。お医者さんは長引かせないように薬を５種類も出してくれだが、途端に体調が悪くなって飲めずにいる。暖かくなれば自然に治ると言い聞かせる。如月はどちみち私は低迷期、じっと我慢の時である。