えみち in East Lansing, Michigan

Michigan State U. 大学院生えみちの怒濤の日々。(読逃&アドレスを第三者に教える事はご遠慮下さいませ)

授業紹介:International Advertising

2006年09月13日 | 大学院授業
今日ご紹介する授業は月・水に受講している
International Advertising

この授業は必修ではなくて選択科目。
初年度を全部必修にしちゃうと大変だから
ひとつ選択を入れた方がいいよと言われて
自分の空いているスケジュールを見て
そこに埋まるものを取ったので、
実はあんまり期待していなかった

だけど最初のセメスターでこれをとったのは
大正解!だったと今では思っています。
同じ留学生仲間にも「絶対オススメ」と話して回ってる。
その理由は。。。

留学生にやさしい授業だから。

より細かく見て行きますと、

1)教授がいい
カナダ人の女性なのですがビジネス経験もあり
海外経験もあるために非常にフェアな見方をする。
常に細やかな気配りをしている。
(でも他人にそうと感じさせない。)
美人だしオシャレ。
早口だけど英語がとてもクリアで聞き取りやすい。
朗らかで飽きさせない授業をする。
人間的にもとても素敵な人です。
以上のような理由で留学生も
あまり壁を感じずにリラックスできます。

2)自国の事例が使える
Internationalと銘打ってるくらいなので、
各国のいろんな事例をシェアします。
その際留学生は自分の国の事例を話せばいいので
とても発言がしやすい
逆にアメリカ人の学生は発言することがないので
彼らに話を持っていかれることがない。
特に私はクラスで唯一の日本人なので、
日本の事例を独占することができます。

また、私の場合はさらにふたつメリットが。

3)日本の事例がたくさん出てくる
International Advertisingを学ぶためには
Global Businessの潮流を知っておかねばならない、
というポリシーの元、テキストにはたくさん
日米貿易問題の事例や、日本企業の海外での事例、
日本市場での米国企業の事例が出てきます。
こういうのは読んでて理解しやすいし、
授業中に「補足」として発言もできるし、
自分から発言しなくても意見を求められることも多い。
日本人で得してます。
他の国の事例ももちろん出てきますが、
日本の事例がダントツです。
こういうのを見るとやっぱりまだアメリカには
日本に対する関心・潜在的恐怖・憧れ等が
入り混じった複雑な感情が存在するのかな?
と思ったりしますね。。
(皆もう中国のことしか見てないかと思ったので意外。)

4)教授が親日家
彼女は日本に数年間住んでいたことがあり
(アメリカの広告代理店の日本支社で働いてた)
とっても親日家。
だから私の名前もすぐ覚えてくれたし
何かっちゃ日本の事例、
日本での自分の経験を出して
私に同意や意見を求めてきたりする。

以上のような理由からこの授業では
今学期の目標である
「どの授業でも最低1回は発言する」
を毎回実現できています。
そしてそれが自信につながってるのも感じる。
ここでもっと練習して慣れておけば
他の授業でももっと楽に発言できるようになるハズ、、

ちなみにこの授業での次の目標は
「interactできるようになる」です。
今は自分の意見を言い終わったら終わり。
他人の意見に対して何かを述べたり、
教授の質問に的確に答えられてるかというと
まだまだなので。。

それはなぜかというと自分のヒアリングが
合ってるのか一瞬迷ってしまうのと、
ヒアリングしただけで思考が止まって
考えるまでの余裕がないから。。なんです。
要するに更にヒアリング力を向上させないと。


<おまけ>
この前雨が降ってきたので久しぶりに
エンジニアリング学部の建物の中を通った。
(サマースクールはこの建物の中の
教室で授業を受けていたので。)
そうしたらクルマが展示してあった。
学生が作ったんだと思うんだけど。。。
動くのかな??