えみち in East Lansing, Michigan

Michigan State U. 大学院生えみちの怒濤の日々。(読逃&アドレスを第三者に教える事はご遠慮下さいませ)

授業紹介:Advertising & Promotion Management

2006年09月12日 | 大学院授業
秋学期の授業が始まって3週間が経ちました。
そろそろ個々の授業の紹介をしようと思います。

第1回目にご紹介するのは火・木の
Advertising & Promotion Management
どんなことをやるのかなーと思っていたら
意外なことにFinancial Analysisでした。。。

何事もドンブリ勘定なので
信じていただけないかもしれないのですが
大学時代は国際政治経済学部に学び、
専攻は国際経営だったワタクシ。
新卒でS社に入ってからはS社認定の
会計コンサルタントの資格にもパスしています。
(もう完全に効力失ってるケド。。)

フフン、すごいでしょ、と言いたいわけではなくて、
実はちっとも好きでも得意でもないんです。
もうすっかり覚えていないですし。
(むしろ向いてないと思われます。。)
それにさ、今更そういうのやりたくない!と思って
MBAじゃなくってPRのMasterコースに来てるのに。
何でここでまた経営分析やらないかんの!

教授曰く「PR、マーケティング、または
ブランディングマネージャたるもの、
会社の業績を知らないではその業務を全うできない
・・・ごもっともな正論だけに歯向かえません。
それにこの科目、必修だし。。。
がんばってこなすしかないか。

知識がかなりさびついているのと、
英語でガンガンまくしたてられるので、
授業中は理解できない時もあり焦るけど、
帰宅してじっくり時間をかけて復習すると、
「あ、なんだ、そんなことか」ってくらい
あっさり分かったりします。
「あー、遠い昔にやったなー。。。」とか。
つまり、そんなに難しいことはやってないんです。
(これは私だけでなく他のアジア人の友人も言ってる。)
問題は英語「だけ」
とは言えそれが一番大きくてアメリカ人の
2倍時間がかかってしまうんだけどね。。

大学院でPRやAdvを専攻するような人は例外はあれど、
大抵はこれまで経営分析などとは無縁の人達。
専攻がとても細分化されているアメリカ人はもちろん、
韓国人、台湾人も大学時代の専攻を聞くと
PR、Adv、ジャーナリズム、フランス文学、などなど。
私みたいに経営をかじってるのは極めて少数。
日本ってそんなに専攻が細かくないからだろうな。。
PR専攻とかAdv専攻とかありませんものね。

だから彼ら(と言ってもアメリカ人)は
授業中にすごい早口でいろんなことを質問します。
それがわかんなくて焦るんだけど、
最近段々わかってきました。
会計の初歩の初歩の素朴な「なぜ?」
ぶつけているのでした。
私も最初に簿記とか経営分析とかやった時には
「何でこうなるの??」を連発していたけど、
今ではもうそういうのは達観するレベル
つまり理解しようとするとアタマこんがらがって
余計わからなくなってしまうので
(数学の公式を覚えるがごとく)
「そういうものなんだ!」と受け入れることにしてるの。
達観っていうかあきらめ、ですけどね(笑)。

そして今日はこの授業、小テストがありました。
授業でやった問題とほぼ同じなので
多分できてると思いますが、
ヤラレタ!なのはBS、PLを見ての分析。
授業中は複数年度を比較しての分析だったのに、
テストでは単年度だけで「ここから何がわかるか」だって。
えー、そんなのやってないよー
いくつかは適正数値を知っていたので書けたけど、
そうじゃない所は苦し紛れに
「これからも更に数値をアップすることが必要」
なんて超あったり前のことを書きました。
(テストが終わった後皆同じ不満を漏らしてました。)

週末もずっとこのテスト勉強をしていて
もう飽き飽きだったので終わってうれしい。。
次回からはケーススタディに移るので
きっと今よりは面白くなることでしょう。

でもテストが終わった喜びも束の間、
翌日の授業のために60P読まないといけないので
アタマを切り替えて取り組みました。
(でも全部読むのは不可能なので
そこは取捨選択をしつつ。。。です。
他の授業紹介の時にそのことも書きます♪)

<おまけ>

キャンパスで見かけたウサギ
とってもズームにしたのでぼけてますが。
この前はタヌキだかアライグマだか
よくわからないムクムクした生き物も目撃。
ヨタヨタ歩いているように見えた割には
撮影に失敗しました。残念。。