１１歳の悩み

最近ずっと食欲なくてね。
塾のテストが終わって嬉しいはずなのに
なぜかどんよりオーラ。

「気になることあっても
　ママに言うとすっきりするわ」

なんて言ってくれてたから安心してたんやけど。

やっぱり１１歳の秘めた心の内側は
どうやらゴミでいっぱいになってしまったみたい。

繊細で内向的で人見知り
でも芯が強くて我慢強いけどある意味ドライ

そんな桜子・５年生の笑顔が
ここ数日明らかに激変。
たまに涙を浮かべていた彼女は
ある晩
堰を切ったように話し出した。

友達・先生・塾・受験・自分
自信・責任感・周りの目・懺悔

１１年間この子を見てきて
わかってきた、わかろうとしてきたのに
やっぱりわかってなかったのかな・・・

「うちの子に限って」

まさにそんな思いもよぎりました。
でも正直に汚い黒い気持ちを
嗚咽に邪魔されながらも出し続けた彼女に
よりいっそう
寄り添っていきたいと思いました。


もう彼女の世界はすでに彼女のもの。
でもこうしてたまに
戻ってくる「巣」が
これからも
居心地の良いものであることが

私の今の目標であり使命だと思います。


「おねーちゃんどうしたん？
　いやなこと？
　じゃあ今ママにいっぱい言ったら？
　ママは掃除機みたいに全部吸い取ってくれるよ！」


９月の登校渋りの時に
投げかけた言葉をしっかり受け止め
心に残してくれていた９歳・正夫


一人の女性として、大人としての階段を
もう踏み出している１１歳・桜子


二人への寄り添い方はいつも迷うけど
目の前の二人が
笑っていようが
悲しんでいようが
苦しんでいようが

私は二人の「巣」でいよう。


と決意した３６歳・母。

ここに決意表明いたしました。
よしっ！
頑張るゾ