３年分の山

引っ越しのときに
桜子の受験勉強の思い出を
全て重ねてみました。

問題集に、参考書、テストに過去問・・・


ちなみにタンスは２００cmオーバーです。

うーん。よく頑張ったわ、桜子。

そしてこんだけの教育費

オッソロシヤー

ポスター

桜子と正夫の部屋は
それぞれ個性がでている

壁紙も選ばせたところ

桜子はあったかい色がいい、とベージュを。
魚好き正夫は水族館みたいなのがいいからと水色を。

正夫の部屋には天窓があるんだけど
夜になると天窓がこわいこわいとうるさいので
水色の布をつっぱり棒で覆ってみた。

部屋、めっちゃ水色（笑）


で、ポスターを貼る事に。

桜子はＡＫＢを貼りまくり、数えたところざっと２３枚。
だてに秋葉原のＡＫＢショップに何回も行ってませんわよ。
ＡＫＢカフェたるもんにも、私、連れていかされましたわよ。
金持ちやわー桜子。

で、正夫は何のポスターかというと
なんと魚拓（笑）

鯛やら鮎やら色んな魚をざっと１２枚。
昨年、釣り屋さんでもらったカレンダーを
切り取って貼ったのですね。

エコやなー正夫。

娘と中学受験 そのこころは

受験が終わり
身も心も解き放たれた頃
桜子に聞いてみた

「あと１ヶ月あったら、もっと勉強してた？」

「えーっ！そんなんあれ以上無理やわ。
　あれがあと１ヶ月も続いたら桜子もたへんわ！
　めっちゃ頑張ったもん
　ママと約束した通り、後悔ぜんぜんないよ～」


そうそう、約束したんだよね。
どんな結果になっても
後悔だけはしないようにしようねって。

ラスト１ヶ月のスパートは、ほんとに見事だった。

決して要領がいいわけでない
完全努力型の娘は
頑張りすぎるのが長所でもあり短所でもある。

本番で息切れしないように

今頑張りすぎたらダメだよ
ピークは１月にもってくるんだよ

よく言ってたっけ。

だから振り返って桜子はこうも言ってた。

「１月に、入試の日にピークをもっていけたから
　ある意味、桜子の受験は成功よな♪」


そっか・・・
桜子はそんなふうに
振り返れたんだ・・・

ほんとに、ほんとに
良く頑張った。

この春桜子は
第３志望の学校、
いわゆるすべり止め校に入学しました。


確かに第１志望校には
よっぽど力をだしきらんと無理な成績だったけど
どうしても受かりたいって
頑張ってたんだよね。

私はね、どこでもよかったのよ、ほんとに。


ただ、

志望校の合格発表の時間になり
パソコンを覗いた娘の

「ない・・・」という呟きと
そのうしろ姿は
今でもはっきりと胸に残ってしまってる。


全ての日程が終えて、
進学先が決まってから

少しの時間すら惜しんで友達と遊び
学校で好きなだけ友達と話し
家では思いっきりＡＫＢをみて

まさに弾けたように過ごしていた娘。

ある日、家に帰ってきて
スキップしながら
とびきりの笑顔で
言ったのよ


「ママ！　人生ってこんなに楽しんや♪」


その時は笑って
「それはよかったな～」なんて言ったんだけど

時が経てば経つほど
その言葉が出るぐらい頑張った娘を思うと
泣けてくる。

それほど頑張った娘は
ほんとにわが子ながら立派だと思う。



初めての中間テストが終わり
結果が上出来だった桜子が言った

「あそこに入ってたら、周りがかしこい子ばっかりやったから
　こんな成績も取られへんかったやろな～
　結局大学で同じとこ受かったら、いっしょよな！
　大丈夫そうやわ、桜子。がんばろ～♪」


まるで親が子を励ます時に言う言葉だ（笑）

確かにそこで第１志望校の話が出てくるってことは
やっぱり入学したかった気持ちが
今でもあるんだろうけどね。

私はどこだっていい。
イマイチだと思っていた制服も
娘が着れば、かわいい制服に見えるもんだ。


泣き虫で繊細で心配性で人見知りな娘が
大きく、大きく成長した

そう実感できた中学受験でした。



☆おまけ☆

送られてきた新しい制服。
娘が袖を通す前に着て怒られたのは
言うまでもありません・・・

お年頃かぁ・・・

初代アイフォンが家にあってね、
携帯としては誰も使ってないんだけど
家のＰＣの無線飛ばして使えるようにしてまして。

先日いじってたら、ある異変に気づいた私。
「おいおい、だんなよ、不用心な」
そう思ったのもつかの間

「はて？？？
　なぜに旦那はこんなウルトラ遅いアイフォンを使ったんだろう？
　自分の早いアイフォンがあるのに、、、」

少々不思議だったが、内容が内容だけにまぁスルーしてあげた良き妻

だがしかし・・・

だがしかーし！！

真実が判明いたしました。


「ママ、ちょっとくつろぎたいから、扉閉めるな」

と言って珍しく自分の部屋に閉じこもってた正夫、１０歳男子。

母の予感ピコーン☆


あとで履歴を確認したところ
ビンゴでした。

検索ワードは、ずばり「○○動画」

え？○○には何が入るのって？？

そりゃあーた
ＥＲＯ
ってやつですわよ。

そっか～
男の子は５年生ぐらいから興味持ち始めるのか～
そして正夫もそんな歳になったか～

とみょーに冷静。
早速旦那にも報告。
「あの正夫がな・・・くっくっ」と
いつまでも幼稚園児にしか思えないかわゆさの息子の成長に
なぜか笑ってしまう両親。

しかし成長を微笑ましく思うには
アイフォンは危なすぎる。
実際履歴を見たら、けっこうな内容やったし。

昭和なんぞ、マチコ先生でドキドキしてたのにね（笑）

ネットの怖さや有害性については
ちょこちょこ話してはいるけど
これから現実味おびてくるな～

１０歳のほんのちょっとの知りたい願望が
ネットだとあり得ないほど行き過ぎた内容にたどりついてしまう。
あの男性中心の世界が通常だと
勘違いされたら、母は悔しい。

ってことで、とりあえず検索条件レベルを上げて
様子見ることにしました。

情報に振り回される前に
ちゃんと教えた方がよい、という意見もある。
でも子どもの性格によって良し悪しだ。

事実、桜子はかなりの真面目人間だから
おそらくまだ無知だし、真実を知ったら
それこそ「不信」に陥ってしまうんじゃなかろうか、と
心配にもなる。
時がくれば、いっくらでもちゃんと話したいんだけどな～
彼女のタイミングはまだみたいです。

反対に１０歳の正夫のほうが、そういう面ではませてるのかも。
でも母親にそんなん言われるのも嫌やろうから
こちらも動画うんぬん抜きにして
ネットの危険性は、事あるごとに話していかなきゃ・・・

先日も桜子が自分のアイフォンでＡＫＢ検索して
画像とかぽんぽん開いてたから
話したばっかりなのよね。

「考えてクリックせな、とんでもない画像でてくるで」

実際そうですもんね。
それこそ、詐欺もしかり、えぐいのが出てきて
トラウマになる可能性だって、十分にある。
大人の私ですら、えぐいのだけは絶対に見たくない！

むずかしいねぇ～
怒る内容でもないし
話すタイミングもあるし
話すにしてもどこまで？とか
性格にもよるし


次、正夫がまた検索したら
びっくりするやろな（笑）
レベルあげたら、そっち系のサイト
じぇーんじぇん出てこないようになったから
あれは幻だったのか！？って思うかな？（笑）

ってか、履歴まる残りに気づいてないって
かわうぃーねー



あぁ
思春期やん

魚臭

長いお付き合いの方なら
我が家はこれまでわりとコンスタント魚を飼ってきたのを
ご存じだとは思いますが
現在の魚たちはといいますと・・・



こんときの金魚が３匹とエビがいる水槽と



↑この水槽の中に

・エンゼルフィッシュ
・グッピー
・どじょう
・コリドラス

うじょうじょしとります


水槽は２つとも正夫の部屋において
お世話もほぼ正夫がみています。

だって・・・
正夫くんったら
将来の夢は「さかなクンみたいになること」なんですってよ！
いつのまにか魚がえらく好きになったみたいで。

そりゃあなた、
おねーちゃんが受験で忙しい間に

・アクアワールド大洗水族館
・鴨川シーワールド
・サンシャイン水族館
・エプソン品川アクアスタジアム
・八景島シーパラダイス
・すみだ水族館
・葛西臨海水族館

↑こーんだけパパに連れていってもらってねんもんな
葛西なんて確実に１０回以上は行ってるわ。まぁ安いからやけど


かといって、べらぼーに魚に詳しいかっちゅうたらどうだか・・・

現にちゃんとお世話できてへんからか
部屋が魚クサイ・・・
正夫の部屋で仕事もしてる私にとては大問題だ。
しかもドアを開けてると
廊下や階段付近にまで匂ってくる・・・

魚クサイ家なんてgomenkusai～!

新国立美術館

中学校の書道部に入部した桜子。

顧問の先生が出品されてる書道展に
行ってきました。

別に観に行けと強制されてはなかったみたいだが
その案内ハガキを見て、会場が
新国立美術館で知った途端

行く気になった母。
不思議がる娘。
だって新国立美術館やで！と興奮するハハ。
だがらなぜに？とポカンなムスメ。

母が行きたかった理由はだた一つ。
あの建物を見たかっただけという。
先生、ごめんなさい。


ってことで、学校帰りの娘と
乃木坂で待ち合わせて観てきました。
習字の先生の娘ですが
私は書道とやらは全くわからないので
半ば娘に解説してもらってました。

桜子はただ今毛筆硬筆ともに７段になり
目標の特待生まであともうひと頑張りってとこまで
きている様子です。

もちのろん、私より数段うまいので
熨斗はいつも桜子に書いてもらってまーす

制服姿の娘と
都内で待ち合わせて
ぶらぶらするという・・・

この上なく幸せな母の一日でした。


あ、娘の受験話はまたゆっくりしますので


書の達人といえば
今は武田双雲さんとかが有名だけど
「バクザン発言」こと榊莫山先生が脳裏をよぎったあなたは・・・


まちがいなく昭和ですね

そろそろ

また書きはじめよっかな。

38歳になりました。
転勤族を脱しました。
毎日笑っています。
でも悩みはいつもあります。

それでも。


２０年前の１８歳のときの私。


１０年前の２８歳のときの私。


だでにシワと脂肪は蓄えていません（笑）


１０年後の４８歳の私に
「よくがんばったね」

そう言ってもらえるために


経験という名の生きていく強さも
蓄えていこうと思います。


いっしょにがんばるとするか