♪ 一年生～になったーらっ ♪

Ａ面より引用　～2007-06-26 ～





♪いっちねんせーになったーらっ
　とっもだっち　ひゃっくにーん　でっきるっかなー


誰もが歌ったことのあるこの歌。
本当に１００人も友達できるかな？と
ドキドキワクワクした６歳の頃。
でも「友達」って、どっからどこまで・・・？？






こんな書き出しで始まる、
２２歳の人が書いたコラムの切り抜きを、
私は財布の中に１０年前からずっとしまっています。


そのコラムには、こう書かれていました。





「私」という人格は、
ただの知り合いも含む全ての「友達」の影響を受けているはずだ。
だから、意味の無い出会いなんてない。

でもそんな出会いの中でも、
人生の転機となる出会いがあるはずだ。

その人に出会ったからこそ、気付く。
新しい自分、道、夢。

たった一つでもいい。
そんな出会いがあれば、それは友達が１００人いることよりも、
ずっとずっと幸せなことだ。
私はそんな幸せな出会いに、いつか出会えるのだろうか。






久しぶりにこのコラムを財布から取り出して読んでみて、思った。
幸せの価値観が今と違うな～って。
１０年前はいい内容だと思ったのに。。。



思わず「こいつ受け身やな！」ってつっこんじゃったよ（笑）




私の大好きな歌、おかあさんといっしょの歌で、
「シアワセ」という曲があります。


坂田修さんという、元・歌のお兄さんでもあり、
作曲家でもある方が作った歌。
とってもいい歌が多く、
みんなのうたで流れてた「ママの結婚」という歌は、
初めて聞いた瞬間に涙がでてきたぐらいの歌。

知ってるかな？？




「シアワセ」の歌詞をちょっくら抜粋・・・


シアワセって　どんなだろう
シアワセって　どこにある
きっとみつかるシアワセは
きみのまわりの　シアワセ

「あさがきた」　シアワセ
「ともだちできた」　シアワセ
「そらがはれた」　シアワセ

「おべんとう」　シアワセ
「おともだち」　シアワセ
「おかあさん」　シアワセ

「シアワセ」っていってると　ほんとうに　シアワセになるんだね
すてきなことばおぼえたよ　
それはね　シアワセ




どうよ、この歌詞（笑）

私がこの「シアワセ」に出会ったのは、ちょっと落ちてた頃のこと。
子供向けの歌とは思えないほどの内容に、
心が洗われた気がした。


＞＞「シアワセ」っていってると　ほんとうに　シアワセになるんだね


ってめっちゃ深い言葉やと思いません？？（笑）
何を「シアワセ」と思うのかは、自分なんやろね！

自分のまわりの何気ない小さな事、

朝を迎えたり、花が咲いたり、
お話したり、自分の名前を呼ぶ人がいたり。

あ、それって「シアワセ」な事なんやって。
そんな事を気付かせてくれたこの歌との出会いは、
私にとって、とっても大事な出会い。


そういや「大樹の影」でも黒田さん書いてたよね。

「日々の喜びを抱きしめられたなら
　　　　　　　それを幸せと呼ぶのだろう」



そう。
転機となる出会いだけが幸せなんかじゃない。
友達１００人いれば、１００人に出会った分だけの幸せがあるんだよ、きっと。


おっきくても。
ちっさくても。



シアワセを見つけていく姿勢を、
忘れずに過ごしていかなくっちゃね！！



っと１０年前にこのコラムを書いた自分に、

ダメだしをしてみた、

３２歳の私でした・・・（笑）




そしてもちろん。

とっもだっち１００人も、いるわけねぇ～！！


おかあさんといっしょ

『シアワセ』