笑ってみよっか ~B面~

権田藁エリザベス麻呂子と申しますが

もうこんな目はご勘弁

2007-08-27 | 日記
~A面より引用~






あれはそう、身も心も暑い熱いある夏の夜の事でした。


某有名凸凹アーティストのライブを楽しんだ私とNちゃんは、
るんるん♪のまま、親不孝通りの鶏屋さんへと足を運びました。

「カンパ~イ☆」



ライブの余韻に浸りながらすすむアルコール。
弾む凸凹トーク。
幸せをかみしめる時間。

と、突如そこにけたたましい叫び声がっ!!


「キャーーー!!」




奥のお座敷から裸足で飛び出してきたのは、金髪の若いギャル。
話を聞けばゴ○ブリが足をつたったとのこと・・・
へっぴり腰になりながら、雑巾を手に追うお兄ちゃん店員。


「はよ捕まえてよ~~」

と思った瞬間、テーブル席まで遠征してきたゴ○ちゃん!
おののく私とNちゃん!!

と思いきや・・・



Nちゃん、何故かゴ○ちゃんを追っかけ体勢。
イスの下にいるのを確認すると間髪いれず、
イスを浮かして床にたたきつける!
つぶす気やっ(汗)



N「あたしあかんねん!嫌いやねん!」

確かさっき、そう言ったてよね?
なのに何故に立ち向かう?
かっこいいよ、Nちゃん・・・


結局ゴ○ちゃんは最後まで見つからずじまい。
でもお詫びとして、ドリンク代をサービスしてもらい、
まぁ終わりよければ、、、ってことで店を後にしました。







その後ちょっと休憩、と岩田屋横のベンチに腰を下ろす。
時は土曜日の夜。もう終電もない。
若者達があふれる夜の人の流れを眺めながら、
またまた話込む私らの横から・・・・


「あの~・・・」


見れば若い男性。話を聞けばナンパ。
あなた21歳、私ら3●歳。

「もっと若い子にしとき~」と遠慮するも、5分後にまたやってきた。
「もの好きな・・・」と思いながらも、お互い関西人であることが発覚。
思わず軽快トークを繰り広げたあと、名刺を渡されサヨナラしました。


ナンパちゃうやんっ!!勧誘かよっ!!
話の内容とその名刺を見て納得しました。




時はもう丑三つ時。
そろそろ帰ろか、と思いタクシーへ。
これが恐怖の時間への始まりでした。。。





Nちゃんは宿泊ホテル前で先に降り、乗客は私一人。
運転手は見た目Mr.オ○レ、
声はとんねるずの貴さんがしてたホ○男そっくりでした。




運「さぁ...ちょっと....気合い入れましょうか..ねぇ」


私「え?なんの気合いですか?」



運「(ペットボトルを一口飲み)
   ちょっと...眠たく..なってきました...ので」




私「(おいおい大丈夫かい!にしても、キ○イな~この人)

  あ~そうなんですか。頑張ってください」




運「なにか..お話でも...しましょうか..」




私「べつにいいですけど・・・

  (その途切れ途切れのしゃべり方やめてくれ)」




運「彼氏...とはうまく....いってます..か?」




私「(はぁ?)

   か、かれしですか?まぁボチボチですかね」




運「そうですか...よかったですね....
  わたしね..このあいだ...別れ..ちゃったんです....」




私「(どうでもいいけど、そのペットボトル...
   水のデザインやのに、その中身何色や?何入ってんねん?)

   ふーん。残念ですね」





運「え.......っち...友達とでも..いいましょうか....」




私「(ぞぞぞぞっ!!)

  (ヤバ、この人ほんとにヤバイかも)」




運「21歳...だったんです.....
  最近の若い女性は...よく..わからないですよね...」




私「(いや、ちゅうか、女性があなたに、
     
   どんだけ~  
     ちゃうちゃう

   いかほど~
     (離れてるし)
 ぽんびき~
     (禁止用語?)
    まんびき~
     (犯罪や)
   さんびき~
     (子ブタか)
   どんびき~
     (ひっぱりすぎ)
    
        

 やっただけちゃうん!?)・・・・・・。」





運「○○市で...昔あった...女の人が..
  焼かれた事件.....知って..ますか?」




私「(あ、もうほんまに冗談じゃなくなったきたんちゃう~ん!!)

   し、知らないですねぇ(←あくまでも冷静に答える)」


もうこの瞬間に、
お財布から2千円を取り出し(おつりいらない覚悟)、
かばんを肩にかけて握りしめ、
タクシーのドアロックとレバーの場所を確認し、
いつでも飛び降りる覚悟をしました。




運「実はね...その女性....」




私「(なんや!なんや!その女性をなんやねん!!
   私が・・・とか言うつもりかいっ!!
   
   こわいこわいこわい こわい
   
   こわいよ~~~!!!

 おが---ぢゃ-----ん!!!)」








運「....ボクの....」







私「(ボ、ボ、ボ、ボ、ボクの。。。!?!?!?なんじゃい!?!?)」







運「...知ってる人.....なんです」








ス、ス、ス、ススターーッップ!!!





私「もうここらへんでいいです!!」




運「え...そうなん..ですか...」



ちゃんと止まってくれるやろか?
このままどっかに連れてかれないやろか??



と心臓バックバクのなか、、、無事停車。

自宅より1駅手前でしたが、あのまま乗るよりは、、、

おまけに差し出した2千円を受け取らず、おつりだけ渡す運転手。
やっぱり、ほんまにラ○ってたんやろか



逃げるように車通りから走って遠ざかり、
人がほとんどいない道を一駅分、Nちゃんに電話しながら
走って帰りました。



毛穴という毛穴から冷や汗、脂汗、本物の汗がミックスで放出され、
顔周りの髪の毛は濡れて張り付き、
悲壮な顔して走る私は、

きっとホラー映画の登場人物のようだったでしょう。






みなさんも、飲みにいく時は、できれば終電で帰りましょう。。。
コメント
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