松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

二の腕に筋肉が

2008-06-10 23:41:12 | 和弓と櫨
最近、二の腕に筋肉がついてきたみたいです。
一般的に女性は男性に比べると筋肉がつきにくいと言われていますが、
半年間の弓の稽古のおかげで、ポヨポヨしていた二の腕が、
だんだん逞しくなってきたような気がします。

以前のエントリで、半年前はゴム弓の柔らかいのを探してたなぁと思い出すと、
ちょっと懐かしかったりします。

先日の久留米市長杯を最後に、私は10kgのカーボン弓(練心)を卒業することにしました。
もっと強い弓を引きたくなったのです。
なぜ強い弓を引きたいかというと、私の描く夢の「竹弓マスター」ってのは
やはりある程度は強い弓を引く筋力をつけているからです。

まあ、ドラクエで言えば、ギラを使う魔法使い(中ボス)をやっつけたからといって
そのまま同じ村に留まっていてもしょうがないわけで、
中ボスを倒すと、次の南東だか北西だかの村への、
それまで通れなかった「橋」が、通れるようになってたりするわけですよ。

先生は少しレベルを上げた私のために、
道場備え付けの12kgの練心を用意してくれていました…って、
単にロッカーから持ってきてくれたんですが。
とにかくそれを本格的に使うことにしました。

2kg上がると、ずいぶん固くて手強い感じです。
巻藁で引いて先生に見てもらったら、
「まだ引ききっていない。もっとしっかり引いて。」
「でも先生、まだ弓が強くて。」
「いいや!引き分けからきちんと下ろしてきたら、強い弓でも引ける!
 弓のせいにしちゃいかん。」

まるでスポ根みたいな会話が続き、その後、先生はこの弓を素引きして、
「ふむ。柔らかくていいんじゃないか?」
「そりゃあ、先生が使っている15kgの竹弓と比べたら柔らかいでしょう。」
「でもelsterの体格からいって、この位の弓は引けなきゃおかしいよ。」

あ~やっぱり「体格」ですか。
しかし考えてみれば5kgのゴム弓でもきついと思っていた半年前から、
10kgの弓を引くようになったわけですから、12kgもきっと引けるようになるはず。

そう思って今朝も挑戦したら、さすがに疲れて二の腕が筋肉痛です。
この筋肉痛がとれる頃、二の腕が更に逞しくなって、
もう少し楽に引けるようになるかもしれません。

まだまだ夢の竹弓マスターにはほど遠い感じですが、
自分の二の腕に触ると、ちょっとは進歩していると感じた一日でした。

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