国道から離れて「岩間の沈下橋」に向かいます。
「岩間の沈下橋」です。
四万十川に架かる多くの沈下橋のなかでも人気があります。
本番では業者による撮影スポットになっているので、
背筋を正し「疲れてなんかいませんよ~」と笑顔で走りましょう!
橋を渡りきり、振り返るとこんな景色になります。
四万十ウルトラの醍醐味です!
橋のすぐ傍が69km点です。
神出鬼没のオカリナ奏者がオカリナで応援してくれたりします。
「となりのトトロ」「オリビアを聴きながら」「負けないで」、
などなど、疲れた体にオカリナのやさしい音色が染み込みます。
大会ボランティアスタッフ以外に、
オカリナ奏者、トランぺッター、ギターデュオなど
所どころでランナー達を励ましてくれる人達がいます。
手元の資料とランナーのゼッケンを照らし合わし、
「○○県の○○さん頑張れー!!」と名指しで応援してくれる方もいます。
頑張れる力になること間違いないです!
橋からの坂を上ると製材所があります。
辺りに「木の香り」が漂います。
四万十ウルトラの「何故か記憶に残る香りの風景」です。
左奥に見える橋を目指して進みます。
70km点です。
四万十の田畑にはフェンスが目立ちます。
鹿、イノシシなどが出没して農作物を荒らす被害が絶えません。
この70km点、
自分の経験からすると、ここをダラダラと歩いていると「完走」が怪しくなります。
四万十ウルトラならではの「名物エイド」といっても過言ではないでしょう。
おじさんが「お~い!ナシ食うて行け~!」と呼びかけてくれます。
ここでは地元の人が「新高梨」を振舞ってくれます。
新高梨は高値なんで、ものすごく贅沢です。
梨が不作だった数年前「ナシはナシ」の張り紙があったりしました。
(その年はお茶を出してくれました。どこまでも親切です。)
梨で英気を養って走り出すと間もなく「芽用(かよう)大橋」に到着です。
シルバーのアーチは独特でかなり目立ちます。
この橋を渡って再び国道に合流します。
芽用大橋からの四万十川。
芽用大橋を渡ると関門所があります。
多くの100kmンナーは、この関門所を一つの目安としているようです。
「100km部」の出場者にとっては「心の中間地点」という位置付けらしく、
ここからがウルトラの本番になるのです。
ここからは何よりも「精神力」がメインになります。
素人ランナーの自分は残り30㎞を精神力で進むしかありません。
歩いて走ってを繰り返しながら、粘って粘っての「ド根性ラン」です。
すぐ傍の71km点です。
71km点(芽用大橋すぐ横)には「四万十楽舎」があります。
廃校舎(中半小)をそのまま使った体験型の宿泊施設で人気です。
次回に続きます・・・
ウルトラまであとひと月、
本番コースを走ってきました。
あまりに長いんで何回かに小分けにして書きます。
写真が多いんで本番コースをイメージしやすいと思います。
出場したことのある人にとっては懐かしい風景になるでしょう。
スタート地点から・・と言いたいところですが、
100km走れないので(本番は頑張ります)カヌー館からの約40kmす。
カヌー館は西土佐江川崎にあります。
「江川崎」といえばやはりコレ!!
今年日本最高気温41.0℃を記録して一躍有名になりました。
41.0℃(シマント)、よくできたお話です。
そんな江川崎、この日はめっきり秋の気配で、
時折吹く突風がとても気持ちよくて絶好のジョギング日和となりました。
本日のスタート地点は「カヌー館」。
スタート地点で預けた荷物が一度だけ受け取れる場所でもあり、
緑の芝生、おにぎり、味噌汁、家族の応援、などなど
ウルトラランナーにとっては「オアシス」間違いありません!
そのオアシス、実は大きなタイムロスというトラップゾーンでもあり、
「休みたい・・」「もう行かねば・・」という心の葛藤がいつも起こります。
そんな場所です。
100kmンナーはここに至るまでに既に60km走ってます。
カヌー館で一度休んでしまった脚はすぐには動きません。
カヌー館を再スタートしたランナー達は少しの間歩いてコンディションを整えます。
すぐそこに62㎞地点があります。
予備知識としては「カヌー館は62㎞地点」と覚えていたほうがよさそうですね。
63km点、
少しの間は日影は期待出来ません。
本番10月後半といえども日中は結構暑さを感じます。
四万十ウルトラの「何故か記憶に残る風景」のひとコマです。
64km点、
この辺は四万十ウルトラ特有の細い山道です。
カーブにつぐカーブ、長~い直線よりかは楽に走れます。
木陰が何とも気持ちよくて、空気の美味さに感動します。
江川崎を代表する赤い大橋が見えてきました。
橋のたもとです。
ここから国道と合流します。
本番も通行止めにはならないので、細い道では端を通らないと危険です。
(車での移動応援が禁止な理由の一つでもあります)
ここにはちゃんとしたトイレがあります。
カヌー館でトイレに行列が出来ているようであれば
ココを目指してもいいのでは?と思います。
66km点です。
すぐ横でこんな景色を拝めます。
67km点です。
狭い道と二車線の道を繰り返します。
これもすぐ横の四万十川の景色です。
場所によって様々な景色が楽しめます。
四万十は栗の産地でもあります。
沿道にイガグリが転がる風景もオツなもの・・
写真を見て分かるとおり、
多少のアップダウンを繰り返します。
(下流に沿って走るんで基本は下り勾配)
68km点、
変わり映えしない景色が疲労に拍車をかけます。
やはり右手を流れる四万十川に癒されましょう。
この民家が出てくると「岩間の沈下橋」はすぐそこです。
次回に続きます・・・
自信なんてあるわけない・・。
今回も100km部に挑戦するのだが、
練習で100km走れる訳もなく、「絶対完走!」というメンタルが一番大事。
とはいえ、ある程度の長距離走はやっておかないと話にならない。
ということで今週は峠込みの40km走りました。
本日も雨の気配だが・・やっぱり暑いよりかはマシ!
スタートです。
スローで入らないと後半の海沿いのアップダウンに耐えられません。
左手にウルトラゴール会場の高校が見えています。
早速寄り道です。一躍四万十の名所となった水車です。
後川を上流へ・・
秋田橋からの風景。
ここは何時来てもキレイです。
蕨岡は「100km部」のスタート地点。
本番の早朝5:30は真っ暗です。
スタート会場の中学校が見えています。
あとひと月ちょっとか・・・
実りの秋は一年で一番好きな季節です。
馬荷の峠を登ります。
やはり堂ヶ森の足元にも及ばないけど、練習としては十分。
黒潮町に向かいます。
これは・・何とも、どうした事か・・
国道に合流しました。
車が多い分、排気ガスの臭いが不快です。
海岸線のアップダウンに入りました。
結構脚にきます。
疲れてからのアップダウンはキツイ・・、
精神力!精神力!
海が見えてきました。
アップダウンが続きます。
双海のサーフビーチです。
平野のサーフビーチです。
お腹が空いてきたところに食事処が・・、
でも自販機で給水だけして進みます。
「とまろっと」です。
ここはおススメスポットですね~
モニュメント、
雰囲気は素晴らしいけど、ちょっと錆が目立ちます。
太平洋です。
トイレ休憩ですが、油断なりません!
四万十川河口です。
四万十川と後川の合流地点。
ここから下流は大河となります。
後川を登ってゴールです。
40.3km
給水以外はちゃんと走れました。(スローです)
本番はこれの2倍チョイ・・・、
いや~そう考えたら恐ろしい。
ウルトラマンへの道は険しいな~
長々と失礼しました。
最近四万十市の花火大会は夏の終わりに行われます。
赤鉄橋下にイスを設置して、お一人様の酔っ払いです。
花火撮るのって結構難しいもんですね~
河川敷まで降りると大迫力の音まで堪能出来ます。
こんな花火をすぐ間近でゆっくりと座って見れるのは、かなりの贅沢です。
まして目の前四万十川やし・・
約1時間、9000発の花火大会、
圧巻のフィナーレです。
日頃からは想像もつかない人の多さでした。
やっぱり祭りはいいな~
癒しと元気をもらったんでジョギング頑張ります!
目指せウルトラマン!!
四万十ウルトラも近づいてきたんで、ちょっと頑張ってきました。
スタート前から低い雲が覆う後川、
まあ多少降っても行かないとね・・
ここはウルトラ当日には駐車場となる高校グラウンド
すぐ傍に田んぼがある中学校、
不良なんか居ないでしょう~
山に圧倒される素晴らしい風景、
でも雨が来そう・・
やっぱり雨来た。
まあ暑いよりかは断然走りやすいんで我慢。
本番も雨の可能性あるし・・
ちょっとした峠のスタートです。
堂ヶ森の峠の足元にも及ばんけど・・、
(堂ヶ森は6kmたすら登り)
塩塚のトンネル、
まだ走っている人に出会ったことがありません。
川登の大橋からの四万十川、
結構雨が降った割には美しさを保っています。
晴れていればかなりいい写真になるでしょう。
ここは初めて走るけど、
かなり鬱蒼としていて、ちょっとだけ心細くなります。
高瀬の沈下橋です。画像最悪でスミマセン。
「かわらっこ」の対岸、
鯉のぼりを渡したワイヤーだけが残っていました。
勝間の沈下橋、
ここは撮影ポイントですね~。
(ケータイのカメラなんでこんなもんです)
勝間の沈下橋を渡って折り返します。
雨の四万十
鵜ノ江地区です。
四万十ウルトラでは83㎞地点になります。
「かわらっこ」です。
本番で私がここを通過する頃には自販機のコーラ(魔法の水)売り切れサインです(涙)。
ちょっと寄り道、オフクロの里です。
久し振りにきました。
まだ刈っていない稲が風景に溶け込んでいます。
川の元まで降りてみました。
癒しの風景です。
川登です。
本番では関門所です。
必死に関門くぐって、その後白い柵を持ってストレッチするランナー達が目に浮かびます。
川登からの四万十、
晴れていればもっといい写真が撮れます。
同じく川登からです。
三里の沈下橋では屋形船が通過しました。
沈下橋と屋形船は絵になります。
佐田の沈下橋です。
先日よりも川幅が広がっていい景色になっています。
たぶんサギです。
今年はやたらとサギがいます。何でやろ?
屋形船と四万十川
佐田といえば最終関門です。(94㎞地点)
私もここで涙したことがあります・・
マジメにトレーニングしなくては・・、
とラスト約7㎞ノンストップです。
かなり疲れてきた頃に赤鉄橋が見えてきました。
川沿いはここで終了。
すぐに最後の難所、丸ノ内の坂です。
ウルトラ99km点でのこの坂の登場にはもう笑うしかありません。
ウルトラゴール地点の中村高校グラウンドです。
今年は眩いライトの中ゴールできるのか・・、
はたまたこの堤防上にリタイアバスから放り出されるのか・・、
本日の39kmンのゴールです。疲れた~
「四万十川の沈下橋4本」を堪能したかなり贅沢なランでした。
疲れたけど満足です!
随分長々とスミマセンでした!