ネコのひたい

暴力ネコと映画、写真、音楽を楽しんでます。

ミッション・トゥ・マーズ

2006-07-24 22:32:28 | 映画・舞台
下の記事で書きましたが、最近、ゲイリー・シニーズのファンになりました。
それで、彼の出演作を何本かレンタルしまして、この映画もその1本です。

ゲイリーファンの方々の間でも評判の悪い映画みたいで(^^;)、あまり期待しないで観たのですが、まずまず普通に面白かったです。
監督はブライアン・デ・パルマで、彼らしく映像は素晴らしかったですね。
メイキングを観ると、丁寧に時間をかけて作ってるのがよく分かりました。

映画同様、監督も好みが分かれるみたいですが、私は「キャリー」を観た時からデ・パルマのファンです。
映画が大好きだぁ~~っみたいなのが、すごく感じられて。(笑)
それほど本数を観てるわけでは無いのですけどね。

あ、それで映画の内容ですね。(笑)
タイトル通り、火星へ行きます。(そのまんまやー。
ネタバレになるので、詳しくは書きませんが、こういうストーリーは嫌いじゃないです。
火星に行くこと自体ではなく、その過程や行った後の事ですね。
ちょっと切ないです。
SFらしいハラハラドキドキだけじゃなく、愛情をベースにしたお話もいいんじゃないかなーと思います。

ただ、多くの方に不評の「火星人」の造形。
これは確かに私も「うーん・・・」と思ってしまいました。
ステレオタイプの宇宙人のデザインなんですねー。
あ、でもタコチュウみたいな火星人ではありません。(タコチュウって・・・
あんなのが出てきたら爆笑ですね。(^^;)
ラストも釈然としない方が多いようですが、私はハッピーエンド至上主義なので、都合のいいように考えました。

これといって派手な見せ場もなく(ティム・ロビンスのシーンは良いのですが)、万人受けする映画だとは思いませんが、まあ平均点をつけてもいいんじゃないかなーと思います。
絶対いいよ!とオススメはできませんが・・・。(笑)