対話練習帳

私的情報収集、自習ブログ

話の継ぎ方。会話を繋ぐトレーニング。

2010-03-17 01:11:58 | 考え中
承前(「論理トレーニング」を逆手にとって質問を探り出す。

接続詞を意識することで、質問に繋がると知った。ということは、それぞれの接続パターンに対応する質問形式を持っていれば充分ということだ。つまり、
付加 それで?     (それに、また、さらに)
例示 たとえば?    (たとえば)
解説 つまり?     (つまり)
帰結 ということは?  (だから)
理由 なぜ?      (なぜなら)
転換 でも~じゃない? (しかし)
(補足は主張に関しては、枝葉なので重視しない)
という問いかけ対応表を常に頭において話を聴くこと、あるいは、自分の話を紡いでいくことが、伝わる/伝えるということになるだろう。理屈の上では、どれだけ話を継いでいても、この形式に則る限り質問が尽きることはない。

ただし、こういった無愛想な尋ね方は全ての説明を相手に委ねる初心者の質問形態となってしまい、実践会話のスキルとしては、威圧的で失礼なものである。だから、
「たとえば○○とか?」
「つまり~ということ?」
「なるほど、ということは、○○だね?」
「うん、そうだね。でも○○についてはどうだろう?」
などのように発展させた形式にすることを心掛けるのが次の段階となる。つまり、自分がどこまで理解しているのかを確認し、それを相手にも伝えることで、必要な情報を共有していくことができれば、会話がさらに充実したものになっていくだろう。

とりあえず、ここまでたどり着いたけれど、もちろん、まだまだ先の段階があるはずで、話題の全体像を捉えるトレーニングなどがさらに必要になるのだろうなと想像しながら、「論理トレーニング」をさらに読み直しているところ。

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