道すがら

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教養講座 仏像のはなし

2009年01月29日 | Weblog

 「仏像鑑賞のイロハ」   可部超園寺住職さんが講師

  「なまんだ~ なまんだ~」  
  お恥ずかしい話ですが 神社仏閣で仏像見て手を合わせ
  「何事におわしますかはしらねども かたじけなさに・・・」くらいのことでした
   「この仏さんどうしてこんなに沢山アクセサリー着けておられるのかしら?」
  薄衣 清貧が仏像の正装のように思ってました  アサハカです
  今日のお話で 仏さまの種類が少し理解できました

  仏像には 
  如来像・・・・お釈迦様がいっさいを捨てて出家した後の姿がモデル
         したがって 衣だけを身にまとい装飾はなし。
       ・ 阿弥陀如来・・真理を持ち運んで悟りをもたらした
      ・ 薬師如来・・・・生きているうちに人々を救う
                 左手に薬壷を持ち、身体・心の病を治す妙薬あり

  菩薩像・・・・お釈迦様の出家前の姿をモデルにされたもの
            高貴な身分であったために 宝冠、装身具を身につけておられる          
      ・ 観音菩薩・・・苦しみの声を聴き、苦しみのありさまを見届けて、
                 その人々全て救ってくれる崇高で偉大な菩薩です。
      ・ 弥勒菩薩・・・仏陀釈尊が入滅してから56億7000万年後に現れて、
                人々を救済すると説かれる菩薩。
      ・ 勢至菩薩・・・智慧の光によって一切をあまねく照らし、人々の迷いを
                取り除く力をもつ仏
          この3菩薩は来世では如来となることが約束されている
      ・ 地蔵菩薩・・・・人に一番近い存在  
      ・ 普賢菩薩・・・・仏の理性で救う
      ・ 文殊菩薩・・・・文殊は智慧の象徴 仏の知性を授ける
      ・ 虚空菩薩・・・・今年はこの菩薩さんがお当番の年
                 弥山本堂に安置 Kさんが教えてくださった
                 何でも聞き届けて下さる  ありがたい!
  おおまかな分類で これらにはそれぞれ脇侍があり
  たくさん名前を聞きましたが いっぺんには覚えられません
  いま連載中の 《親鸞》 と重なる部分があり 貧しい人 悪人を救わんと
  この世にお出ましになった 八百万の神様 仏様
      どうぞ 住みよい世の中へとお導きくださいませ  

  後半、沢山の菩薩様やあみだ様の仏像画像をDVDで観賞しました
  私の好きな仏像は 広隆寺・弥勒菩薩像が 魅力的です