今日のひるめしは大船軒でそばを喰った。
大船駅の5、6番線、横須賀線上りホームである。
言っておくが、大船軒のそばは立ち食いのわりに美味い。
味が濃くて私好みである。
最近、味がやや薄めに感じるが、まぁたまにしか食べないし、よしとしよう。
高校生のころからのファンである。
ちなみにあの某北鎌倉の男子校出身の桑田圭祐は著書の中で「大船軒の器を持ったまま電車に飛び乗って遅刻を免れたことがある」と書いていたと記憶するが、北鎌倉に行くための横須賀線下りのホームには大船軒の店舗は、ない。
さて、私が最近気に入っているのは「わかめそば」に「コロッケ」を載せて食べるパターンである。
なんとなくわかめの風味が汁に合っているし、汁を十分吸い込んだコロッケを箸で崩しながら食すのも中々だ。
ところで「コロッケそば」に「わかめ」を載せても同じものが出来上がる。
今日もそのパターンでお願いした。
ところが、店のオバチャンがコロッケと「たまご」を載せている。
「おばちゃん、わかめだよ」
と言ったら、照れくさそうに「ああそうか」といい、そのままたまごをサービスしてくれた。
「わかめそばコロッケ載せ、ついでにたまごつき」というスペシャルなメニューの完成である。
ちなみにたまごを入れると汁の味がすこしまろやかになって、それはそれで美味い。
っつーわけで、少し得した気分のひるめしだった。