イリアーデの言霊

  ★心に浮かぶ想いのピースのひとかけら★

CSI:ベガス(4) 狼が来たぞ!

2008年11月06日 20時53分48秒 | ドラマ

 シーズン5の「第7話 狼少女(Formalities)」17年という短い人生を終えた2人の高校生、ニコール・ジェンセンと彼女の死の原因であるジャネル・マックリン 今回のサブタイトルは、イソップ童話の1つの『狼少年(正しくは「羊飼いと狼」)』からです。それはニコール・ジェンセンの死の原因となったジャネル・マックリンが嘘を繰り返したからですが、仕事仕事で物を与えても娘を顧みなかった父チャーリー・マックリンの気を引きたかったがためでした。

 ニコールの死を招いた狂言誘拐を含め、“私は娘を東部の寄宿学校に入れたのにわざと退学になった、16の時ベントレーを買ってやったら木に突っ込んだ。そんなバカげたことの繰り返しだ!ずっとね。”と、チャーリーはその原因が自分にあることを気づきませんでした。そして、最後には童話のように自分も死んでしまったジャネルは遂に生きて父に顧みられることはありませんでした。

 
ジャネルの狂言誘拐犯人役として彼女に協力したため事情聴取を受けたディーン“父親にほったらかしにされたジャネルがヤク中にならないことを感謝すべきだ。”と言った通りだと私も思います。チャーリーは娘が嘘やバカげたことの繰り返しをしたのは自分がジャネルを顧みなかったからだと気づいていたら、ニコールも死ぬことはなかったかもしれないのです。



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