オマケの「恋する誕生日」は題からして間違っていないか?と疑問を抱かずにはいられません。
ロバートに半ば脅されて(自覚を促すためのお芝居)漸くアレクに対する恋心を自覚し己の想いを認めて受け入れたジェイルは、自分の罪を悔い改めてアレクと今度こそ共に幸福に生きていきたいと願いますが、ジェイルを愛してはいても身も心も捧げたジェイルは自分を道具として利用しただけだと、藍家の牢獄で自分に献身的に尽くし激しい情熱を傾けて恋い焦がれて求めてくれた姿は…激しい情熱で自分を求め、深く慈しんでくれた心はアレクを篭絡するための虚偽でしかなかったと知ってしまい、ジェイルを信じられなくなっていたアレクはなかなかジェイルが自分を愛してくれているとは信じられませんでした。
甲斐甲斐しく世話を焼き愛していると必死に掻き口説いて漸くジェイルの想いはアレクに信じて貰えて良かったですね。しかし、おまけの「恋する誕生日」は最初はラブラブだなぁと思ったのも束の間、“お前、本当にアレクを愛しているのか?道具扱いして楽しんでいるだけだろうが。”と突っ込みたくなる辱めのオチになっていたのは残念でした。プラチナ文庫・あさひ木葉先生の『虜は愛に身を焦がす』のオマケの「はじめて」みたいに夫婦(めおと)の営みを始める求婚と2人だけのベッドの中の結婚式&真の意味での初夜をきちんと描いて欲しかったです。
それにしても、長衫(チョンサン)とか香港人(って何?)らしい装いとかをしていると書かれていますが、チャイナらしさが皆無です。敢えて、舞台を香港に設定する必要があったのかしら。
ロバートに半ば脅されて(自覚を促すためのお芝居)漸くアレクに対する恋心を自覚し己の想いを認めて受け入れたジェイルは、自分の罪を悔い改めてアレクと今度こそ共に幸福に生きていきたいと願いますが、ジェイルを愛してはいても身も心も捧げたジェイルは自分を道具として利用しただけだと、藍家の牢獄で自分に献身的に尽くし激しい情熱を傾けて恋い焦がれて求めてくれた姿は…激しい情熱で自分を求め、深く慈しんでくれた心はアレクを篭絡するための虚偽でしかなかったと知ってしまい、ジェイルを信じられなくなっていたアレクはなかなかジェイルが自分を愛してくれているとは信じられませんでした。
甲斐甲斐しく世話を焼き愛していると必死に掻き口説いて漸くジェイルの想いはアレクに信じて貰えて良かったですね。しかし、おまけの「恋する誕生日」は最初はラブラブだなぁと思ったのも束の間、“お前、本当にアレクを愛しているのか?道具扱いして楽しんでいるだけだろうが。”と突っ込みたくなる辱めのオチになっていたのは残念でした。プラチナ文庫・あさひ木葉先生の『虜は愛に身を焦がす』のオマケの「はじめて」みたいに夫婦(めおと)の営みを始める求婚と2人だけのベッドの中の結婚式&真の意味での初夜をきちんと描いて欲しかったです。
それにしても、長衫(チョンサン)とか香港人(って何?)らしい装いとかをしていると書かれていますが、チャイナらしさが皆無です。敢えて、舞台を香港に設定する必要があったのかしら。