イリアーデの言霊

  ★心に浮かぶ想いのピースのひとかけら★

失われた名誉(7) 犬山署の手抜き

2007年10月23日 10時18分52秒 | Weblog
大相撲:時津風部屋力士急死 「愛知県警、初動ミス」 新潟大解剖医が指摘(毎日新聞)-Yahoo!ニュース

 犬山署の初動捜査に手抜きがあった。愛知県犬山署長尾富士夫副署長検視官に写真を電送しただけというお粗末な行為“初動捜査は適切だったと考えている。”などと寝言を言ったそうです。[(1)病院が死因を急性心不全と診断した。 (2)時津風容疑者らは“激しいぶつかり稽古中に倒れた”と供述し、遺体の状況とも矛盾しない。]などの時津風部屋の一方的な供述を鵜呑みにして事件性は無いと判断し、検視官の出動を要請しないまま、遺体を遺族ではなくて被害者を殺した加害者である時津風容疑者と兄弟子たちの許に戻したなんて呆れますね。

 死因が病死や自殺と断定出来ない場合、刑事訴訟法に基づき司法検視を行い事件性の有無を判断するのが通常だそうですが、時太山(斎藤さん)については検視官ではなくて、刑事が行政検視をしただけで済ませてしまったとか。

 警察庁の吉村博人長官“多少なりとも犯罪性が疑われる場合は司法解剖を行うように警察庁として指導している。愛知県警は死因についてより慎重に判断をすべきであった”愛知県警を批判しています。