SSSB 新前橋町壮年ソフトボール

最近は4代目管理人が好き勝手に野球やメジャーのことも書いています。

DPって複雑ですね

2021年07月27日 | スーさんのこじつけコラム
いよいよ今夜は東京五輪ソフトボールの決勝です。
今回、二刀流・藤田倭選手が話題になっています。
7/24のイタリア戦で5番打者であり、先発投手だったのですが、
その標記について話題になっているのでまとめてみたいと思います。

通常の野球の感覚だと
1 中 山田
2 右 原田
3 一 内藤
4 三 山本
5 投 藤田
6 左 山崎
7 二 川畑
8 捕 我妻
9 遊 渥美
というオーダー表になりますが、ソフトボールは違います。

藤田選手はDPとなり、リリーフした後藤選手が先発投手としてFPになってます。

え? 先発のマウンドは藤田選手なのに、記録上の先発投手は後藤選手???
これが、ソフトボールのDPの面白さであり、複雑さであります。

DPは「DESIGNATED PLAYER」の略で、日本語で言うなら「指名選手」。
FPは「FLEX PLAYER」の略で、打席には立たず、守備だけを専門とする役割の選手。

なぜ「投手」でなく「DP」で先発するかと言うと、理由があります。

「DP」は「DH」同様、試合前に選ばなかったら、試合途中から発動することができません。
もしも藤田を「投手」で先発させて、継投が必要になった場合には、
打撃が苦手の救援投手が打順に組み込まれることになりますが、
あらかじめ藤田を「DP」で1回からマウンドに立たせ、
「FP」にリリーフを配置しておくことで、それを回避することができます。
藤田は降板しても打撃に専念する「DP」で試合に残り、継投した投手は打席に立つ必要もなくなるのです。

以前にも幾つか書いております。
DPとFP
OPOの活用
DPまとめ

SSSBの場合はユキちゃんが降板するケースは考えにくいのでイメージがわきませんが、
実際の試合で、しかも五輪のハイレベルな試合でこのような使用例があると、勉強になります。

そんなことにも眼を向けながら、応援して参りましょう!

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