物欲大王

忘れないために。

杉浦日向子「お江戸でござる」

2013年01月27日 18時06分51秒 | 読書、書評
個人的に歴史・時代モノがブームである。
通勤途中の読書は勿論、休日には時代映画2本観た後に大河ドラマを鑑賞する始末。
おっさんになってしまったのか?俺。いや、おじいさんなのか?俺。
と自問したが、よく考えたら38歳は立派なおっさんである。
悩む事自体がナンセンス。面白いから楽しもう。

本を読んでいると、町民の様子が登場する。
が、イマイチぴんと来ない。当然だ、その時代に生きていなかったから。
暮らしぶりがわかる本は無いかと探していて、見つけたのが本書。

20年位前、両親がデカい音量で観ていたNHKの「お江戸でござる」。
番組の後半で解説していたのが、著者の杉浦日向子さんである。
漫画家さんだとは知らなかった。若くして亡くなったのが実に残念。
が、著作が多数出版されているので、他の本も読んでみたい。

当時の江戸は「助け合って」生活していたそうで、そのシステムに感銘を受けたが、
俺は無理。「何も無い」生活に多分耐えられない。

後日、電車の中で歴史小説らしき本を読んでいる若い女性を発見。
人の本を覗いてしまい申し訳なく思ったが、
「この子と仲良くなりたい」とも思ってしまった。

ちょっと自刃してきます。介添よろしくお願い致します。



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