物欲大王

忘れないために。

馳星周「ブルー・ローズ」

2013年02月10日 16時57分38秒 | 読書、書評
とある理由から警察を退職し、探偵業で糊口をしのぐ日々を送っていた元刑事・徳永のもとに、
かつての上司で今や警視監の井口から、失踪した愛娘の捜索依頼が舞い込む。
捜索を続ける徳永の前に、優雅なセレブ夫人たちの秘密の集まりが垣間見えてきた―。
官能と狂気渦巻く、馳ノワール新たなる傑作長篇。(上巻)
失踪した井口警視監の娘の捜索を進めるうちに「ブルー・ローズ」の秘密を知った元刑事の徳永。
上級警察官僚、大物政治家をも巻き込む巨大な暗闘、徳永を嘲笑うかのように立ちはだかる公安警察の巨大な壁―。
際限なく膨張し続ける人々の欲望を前に、ついに徳永のモラルが吹き飛ぶ!人間の性と暴力衝動が炸裂する、馴ノワール新たなる傑作長篇。(下巻)
(アマゾンより)

いやぁ、面白かった~~~。
息抜きにと思って本書を読み始めたのだが、
SMの話だとは知らなかったので電車でドキドキ。
まぁ、SMだけではなく、警察・公安・政治家などが
暗躍している相変わらずの馳ワールド。
最後の最後でSMシーンで終わるのが不思議だったが、
東スポに連載されていたようで納得。
東スポなら仕方がないよなぁ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿