物欲大王

忘れないために。

城山三郎「そうか、もう君はいないのか」

2013年01月04日 10時58分41秒 | 読書、書評
古本屋でなんとな~く手に取り、なんとな~く100円で買った。
しっかし薄いなこの本。と思いながらページを捲ると驚いた。
「うわぁ、フォントでか!」と文句を言いながら読み始める俺。

読了後、後悔した。もっと早く読んでいれば良かった。
田村正和のドラマ版を観てみたい。

著者が妻との出会いから別れまでの想い出を書き残した作品。
多少の美化はあると思われるが、実に微笑ましい、そして美しい。
静かな感動が押し寄せる素晴らしい本だった。

俺も家族との想い出を書き残したいと本気で思った。

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