「無印良品は仕組みが9割」 松井忠三著 より
松井氏は徹底的に仕事のやり方を手順書に落とし込んで、それを見れば最高のその仕事ができるようにしてきました。手順書は、”きれいに並べる”など曖昧な表現ではなく、”どの位置にどのように並べるか”など具体的に詳細に記述しています。手順書を作成することは、皆が持っていた暗黙知(経験知識)を出し合うことにより、レベルの高い形式知(言葉にする)までになりました。これができたことにより、優秀な人が退職するとそのノウハウも無くなってしまいますが、手順書があることでスーパースターに依存しなくてもできるようになりました。
本にある言葉を書きだしました。ここまで手順書を高めると、まさに高質な業務が遂行されると思いました。
・決まったことを、決まったとおりキチンとやる。
・仕事で成果を出すステップは誰でも“仕組み”にできる。
・無印良品には2000ページのマニュアルがある。
・あらゆる仕事を「標準化する」
・人を変えるではなく、仕組みをつくる
・経験主義では「会社は滅びる」
・優秀な人材は集まらない。だから「育てる仕組み」をつくる。
・手順書があることで学ぶことができる。
・決まったことを決まったとおり、キチンとやる
・マニュアルをつくったところが「仕事の始まり」
・年間440件の「現場の知恵」を逃さない。
・いいマニュアルは「新入社員でも理解できる」
・隠れたムダを見つける+生産性を上げる
・見える化→提案→改善
・他者と他社から学ぶ
衣料スーパー”しまむら”からタグの扱いを学び、自分たちのタグがあまりにも多いことに気が付いた。
・締め切りを守る、ゴミを拾う、挨拶をする。
基本的なことができないと仕事もできない。
・他社とは徹底的に交流する
・性格を変えるではなく、行動を変える。
・むくわれない努力をなくす
・仕事のデッドラインを見える化する
・提案書はA4一枚
・自分の仕事を仕組み化する力をつくろ
・上手なコミュニケーションもマニュアル化できる。
感想;
松井氏の考え方を理解し、それが自分たちの仕事の質を高めることにもなる。それを社員が理解することにより、松井氏の考えが徹底され成果があがりました。
どれだけ多くの社員が賛同して一生懸命取り組むかが成果にも大きく影響したのだと思います。
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