レース鳩日記 勝利の翼

1933年 
ポーのレースで
デュレイ鳩舎の鳩の帰還を見守る愛鳩家達

個人訓練

2016-03-27 20:53:07 | 日記
今日は朝から快晴の素晴らしい天気
気温も上がりポカポカ
タイヤ交換してたら暑くて
上着を脱いでからやりました


興味ある昔の記事から
SP系の石鍋丈吉さんの
「中距離レースで勝つ訓練」

これは私が実際に経験した訓練方法で
500kを目標とするならば、その直前に
300kを1回 400kを2回個人訓練します
この場合はよほど天気が良い日を選ばないと疲れるから
その点を厳重に実行することが大切です

私はかって500k持寄日の2日前に
500kを集団訓練し上位を独占したことがあります

ここで重要なのは鳩のコンデションと天候、輸送疲れを
十分検討しておくことです
せっかくの訓練も疲労を残しては何の役にも立ちません

600kレースのためなら400kを1回100k1回
または300kを1回100kを2回個人訓練します

レース日程の隙間をぬっての個人訓練であり
悪く間違えると自殺行為にもなりかねません
しかしこれが計画通りに成功すれば
入賞の確率は最高のものとなるでしょう

こうした訓練で疲労気味の鳩はレースを断念し
好調な鳩だけを参加させれば良いのですが
それを考えずに全部参加させると
優勝の栄誉の影に多くの鳩を消耗させることが
あることを明記しておきます

以上が私がこれまでに体験してきた
成功例失敗例です。


また津軽系の木村徳広さんの記事でも
「うちの連合会の人達は どうも600kを終わってから
単独で300k~500kの訓練をやってるらしいのです
しかし私はそのような激しい訓練はしてません」


最初これらの記事を読んだ時は
0がひとつ多い印刷ミスか?と思ったのですが
よく読むとどうやら本当のようです
車で行ったのか汽車で行ったのか分かりませんが
我々の大先輩達はとんでもない訓練をやってた

昔の鳩飼いや大ベテランをバカにする輩がいますが
今のように情報も簡単に入らない時代に
必死になってレース鳩を研究してたのですよ

今!思い出したのは1980年前後だったか
埼玉の地区N?レジョナル?だったかで
総合優勝した鳩舎は持寄り前にセスナ機に乗って
500kの個人訓練をした記事が記憶にあります