レース鳩日記 勝利の翼

1933年 
ポーのレースで
デュレイ鳩舎の鳩の帰還を見守る愛鳩家達

50年前

2016-03-12 21:53:03 | 日記
今日は朝から快晴の素晴らしい天気
午後から雲が多くなりましたが
それでも夕方まで晴天
今日も北風で気温が上がらず寒かったですね~


日本でのWシステムについて興味ある古本の記事
岩田誠三さんがWシステムについて話してる

昨年やって見ましたが、私の場合は
今までの方法と大差なかったと思います
現在はナチュラルシシテムに戻してます

Wシステムなら管理は楽だし舎外も良く飛ぶし
こんなに楽なことはないのですが
鳩舎が沢山なくては出来ないと言うことですね

まあ~4~5年かけて じっくりやって見て
どう言う結果が出るか分かりませんが
私がこれまでやって見たところでは
特にスピードが出るということはありません

ベルギーではレースが沢山ありますから
調子が良い鳩をどのレースにでも参加させられます
そのためならWシステムも良いでしょう

しかし1965年のバルセロナINでは
ナチュラルシステムの♀鳩が総合優勝してますし
アメリカでは殆どがナチュラルシステムです
特に私の場合は♀鳩も使いたいということから
ナチュラルシステムに戻したわけです

まあ~4~5才を経過した♂鳩なら
Wシステムも良いと思いますが
若鳩でWシステムをやると長距離では
弊害があるのではないでしょうか
私の場合は1~2才の鳩を使って見ましたが
飛び抜けて早いというわけではないですね

兄(孝七さん)はWシシテムと
ナチュラルシステムの両方を使ってましたが
今年の春は完全なWシステムでやるんだと
はりきっています
2部屋をファンブリアーナと同じ作りにしてやってますが
スピードは余り期待できないのではないかと思ってます

日本では地形とか気象とかの
悪条件が加わって来ますので
Wシステムが今後ヨーロッパ並みに
発展して行くとは思いませんね


この記事は昭和41年となってるので1966年?
現在の日本鳩界にもWシステムは普及してない!
今から50年前に誠三さんが
Wシステムは日本では発展しないと話してますが
正しくその通りになってますね