ポーランドからの報告

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ポーランドのPCゲーム市場 II

2007年03月16日 | 日常生活

ポーランド産のPCゲームで、数年前大ヒットになったのが、写真の ペインキラー Painkiller Battle out of Hell です。我が家でも夫がファンだったので私もいくつかゲームのシーンを見ましたが、残酷な武器など沢山でてきて確かに「地獄」の雰囲気は出ているのに、ラストステージで、なぜか沈没したタイタニック号があったりと、半ばギャグになってしまっているのがなんとも笑えました。

   

もちろん子供向けのPCゲームも沢山でています。写真のKirikouは、フランスの同名人気アニメを題材にしたゲームで、とくにポーランドとは関係ないのですが、私が最近遊んだ中で、かなりのヒットだったので、ついでに紹介しておきます。私が買ったのはポーランド語版ということで、Kirikouをはじめ登場人物がポーランド語でしゃべるのですが、これが結構違和感なかったりします。

   

安価でありとあらゆるタイトルがでており、さらに容易にコピーやファイル交換もできるとあって、PCゲームの人気はため、PCゲーム市場はポーランドでも巨大市場となっています。ただこういったパソコンゲームを買うときに留意したいのが、動作エラーがすごく多いこと。あるステージで凍ってしまって先に進まなかったり、パソコンがダウンしてしまったり、ひどいときはインストールさえできないゲームが売られています。PCゲームはいまや世界中の国で作られるとあって、玉石混合なのは致し方ないにしても、安いゲームを買うと、こういったはずれに当たることもままあります。とくに内容的には濃いのに、9~19zlくらいと変に値段が安い場合は要注意です。ひどいのは、製作者側でエラーがあるとわかっていても、制作費回収のために知らぬ顔して売り出すケースも多々あることです。こうなると安物買いの銭失いどころか、金をドブに捨てたようなものです。

最近ではこういったPCゲームにつきもののエラーやハグに嫌気がさしたユーザーが、SONYのプレイステーションや、任天堂Wii、Xbox などのゲームコンソーラーに乗り換えるケースもでてきています。携帯型のPSP や Nintendo DS などもとても人気です。しかしこれらのゲーム専用機は、ハード、ソフトともに値段が高いこともあり、まだまだ一般レベルでは、PCゲームが主流となっています。


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