ポーランドからの報告

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ボローニャ旅行記 IV

2006年09月26日 | その他のヨーロッパ

ボローニャの街は、ポルティコと呼ばれる柱廊が連なる街並みが特徴です。このポルティコは中世の条例で設置が設けられたもので、強い日差しや雨風を防ぐアーケードとしての機能のほか、住居問題の解決にも役立ちました。

  
    

初期のポルティコは、張り出して建て増しされた2階部分を支える木造の足場のような様相をしていましたが、時代を下るにつれ、ルネッサンス様式の美しいアーケード回廊へと発展していきました。ボローニャの街を歩いていると、初期の木造のものから、ルネッサンス様式のもの、さらに現代風の鉄筋コンクリートビルに設けられたものまで、実にさまざまなポルティコを目にすることができます。

そして圧巻はボローニャ郊外のグァルダの丘。サラゴサ門からマドンナ・ディ・サンルカまで全長3.5kmにもわたってポルティコが続いており、絶景です。


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