ポーランド南部のとても美しい村、ザリピエ村(Zalipie)を訪れました。
ザリピエ村は、マオポルスカ県、ドンブロフスキ郡、オレスノ市に属します。村の総面積約8平方km、人口はたった800人程度の、非常に小さな田舎の村です。
この村は、家々にとてもきれいなお花模様のペインティングがされていることで有名な村です。家の外壁、内壁、暖炉、天井から、庭の東屋や犬小屋、池にかかる橋や井戸など、ありとあらゆるものに、村の女性によって施された、色とりどりのお花模様のペインティングがされており、観光客も気軽に見て回ることができます。
以前からポーランドでは、知る人ぞ知る観光名所として人気がありました。また日本でも、昨年フジテレビの番組「あいのり」で紹介されからにわかに知名度が上がっており、日本人観光客も年に何人かおとずれています。
ザリピエ村には、このように花模様のペインティングがされた民家が点在しており、車で見て回ることができます。(地図で見ると隣接しているように見えますが、実際には個々の家はかなり離れており、徒歩ではきついと思います。)
地元の人は外国人慣れしており、個人の家の外壁などの写真をとっても、とくに嫌がられることはありません。ただ撮影OKなのは外壁だけで、原則として民家の中には入れません。ザリピエ村の民家は室内の暖炉や内壁・天井などのペインティングもとてもきれなので、本当はこちらも是非見たいところですが。。。宿泊施設として旅行客に宿を提供している家が二・三あるようですので、村の文化センターに問い合わせてみるとよいと思います。
ポーランドからの報告