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ギター弾きの備忘録(暫定版)

OCNブログ終了につき引越ししました。
YAHOOブログに引越しする為の暫定版です(汗
ギター弾きが備忘録してます。

【※誤記注意】素人が音楽を備忘録(7)小室進行

2012-06-18 22:00:27 | 備忘録(音楽)

【小室進行】

小室哲哉氏が多用したことで知られる進行。

主にサビで使用する。

 

基本形(ハ長調・イ短調)

|Am|F|G|C|

 

「Get Wild」「悲しいね」「masquerade」「WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント~」

等々、たくさんある。

2000年代に入ってもまだまだたくさん用いられており、特に作曲者の年齢層の影響か、

VOCALOID曲に用いられることが多い

 

4度ずつ上がる逆循環進行| Am | Dm7 | G | C | のDm7をFに変えたものだが、これにより

暗いAmから明るいFへ直接進行させることになり、強い解放感が生まれる。

G→Cの部分も明るいので、全体に曲が明るくなることが多い。

  

 

【色々なバリエーション】

 

・AmとFの間に、経過和音としてAm7/G・Em/GやGが入ることがよくある。

(「Get Wild」など)| Am G | F | G | C |

 

・経過和音のほうが長くなって、1小節分使うこともある。

「恋しさと せつなさと 心強さと」「LEVEL5 -judgement- / fripSide」など

| Am | Em/G | F G | C |

 

・Give a reason / 林原めぐみ (スレイヤーズNEXT OP)

イントロ・サビ・アウトロが小室進行、Bメロが王道進行イントロがいきなり小室進行の

繰り返しでスカッとする。

サビは | Am | F | G | Am | Am | F | G | C | Am ~ いったん溜めが入るのがポイント。

 

・(モザイクロール)

サビが小室進行。イントロ・Aメロは、Am→C→G→Fの循環という「禁則しかない」進行


【※誤記注意】素人が音楽を備忘録(6)王道進行

2012-06-13 20:33:26 | 備忘録(音楽)

【王道進行】 

特にJ-POPのサビでよく使われる進行。

サブドミナントから始まる爽快感、疾走感と、G7の”シ”の解決を 保留することによる力強さ、

もの悲しさを併せ持つ。3つめのEm7に、4つのコードの中で一番アクセントがある 。

サビ以外でも使えるが、盛り上がる進行なので、サビがそれに負けないように注意が必要。

 

基本形(ハ長調・イ短調)

|FM7|G7|Em7|Am|

 

・FM7の代理として認められるコード: F、Dm9、Dm7

・G7の代理として認められるコード: G、G7/F、Bm-5

・Em7の代理として認められるコード: E7

・Amの代理として認められるコード: A7、C#dim

 

王道進行と間違えやすい似たコード進行

 

FM7→G7→Am→Am

FM7→G7→Am→Em

FM7→G7→Am→C

FM7→G7→C→Am

 

これらのコード進行は、いずれも1つめのコードが一番強いという点で、決定的に王道進行と異なる。

 

カノン進行と王道進行のミックス

カノン進行の5・6コード目を王道進行に変更する。大塚愛「さくらんぼ」のサビなど。

|C|G|Am|Em|FM7 G7|Em7 Am|F(Dm)|G |

 

Em7を後にとっておくパターン

・王道進行で一番アクセントがあるのは「Em7」のため、サビの一番盛り上がるところまで

取っておく(それまでは「王道進行と間違えやすい似たコード進行」を使う)ことがある。

例: | F | G | C | C | F | G | Am | Am | F | G | Em7 | Am | Dm7 | G7 | C | C |


【※誤記注意】素人が音楽を備忘録(5)カノン進行

2012-06-12 01:30:19 | 備忘録(音楽)

【カノン進行】

有名な「パッヘルベルのカノン」をはじめ、日本だけでなく世界中で古今東西を問わず

多用される進行。「カノンコード」「大逆循環」などとも呼ばれる。

普通にトニックから始まり、次第に暗くなるが、5コード目のFを境に次第に明るくなり、 メリハリがつく

 

カノン進行の基本形key=C

 

|C|G|Am|Em|F|C|F|G|

 

コードの転回形コードは、ルート+3rd+5th+7th(6th)から構成されています。

この順番に積み上げた形をコードの基本形と言います。

 

よく使われる代理コード

・4つめのEmをCやC7に変更

・7つめのFをDm・Dm7やAbに変更

 

ツーファイブを代わりに使った進行(「晴レハレユカイ」など) 

|C|Bm7-5 E7|Am|Gm7 C7|F|Em7(E7) Am|F|G|

 

以下のように、ベースが1音ずつ下がるようにアレンジすることもよくある

| C | G/B | Am | Em/G | F | C/E | Dm | G |


ディマジオピックアップの性能

2012-06-10 20:13:32 | ヘタレギタリストの戯言

ディマジオのピックアップの説明があったので備忘録。

 

【Fスペースとスタンダード・スペースの違い】

DiMarzioのハムバッカーピックアップには、各メーカーのブリッジ弦間に対応させる為に

2種類のタイプがあります。

 

Fスペースは、フェンダー系ブリッジ(シンクロブリッジ等)やフロイドローズ・ブリッジの

リア・ポジションでの弦間に合わせて、ポールピースの間隔を10.2mmに調整して作られた

モデルです。

 

対して、スタンダード・スペースはGibson系ブリッジ(TOMブリッジ等)でのリア・ポジションや、

フロント・ポジションにマウントする際に合うように、9.7mmの間隔で作られています。

ただ、絶対にポールピース上に弦がなければいけないというわけではなく、多少ズレても

デメリットはほとんどありません。

 

多くのギターはブリッジ形状に関わらず、ブリッジ・ポジションにFスペース、ネック・ポジション

にスタンダード・スペースを使用すれば誤差は少ないです。

特殊なギターを使っていて合うかどうか不安な場合は、ブリッジ上での各弦の間隔を測って

おくことをお薦めします。

 

【DiMarzioの特許技術】

□デュアル・レゾナンス・コイル

ハムバッカーの2つのコイルに、異なる周波数特性を持たせた構造。ターン数が違うコイルを

組み合わせることで非常に広い音域をカヴァーしています。

Steve's Special,Evolution,Breedなど
 

□エア・バッカー

マグネットとコイルの間に隙間を作ることで磁力をコントロールする技術。磁力が強いと

弦振動の妨げになってしまうが、この技術によってストリング・プルが軽減され、伸びやかな

ロング・サスティンとクリアで濁りのないサウンドを実現しました。

Air Zone,Air Norton,Air Classicなど

 

□ヴァーチャル・ヴィンテージ

様々なサウンドのピックアップに使われている技術ですが、元々はヴィンテージの

シングルコイルのサウンド・ルックスをそのままにノイズを軽減することを目的とした技術。

コイルを二段に積み重ねたスタック構造にU字型のプレートでコイルを包み込むことで

ハムバッカーに匹敵するほどノイズを減らしています。

Virtual Vintage Blues,Virtual solo,Area'58など

 

【スタックタイプ(背の高いピックアップ)の取り付けについて 】

シングルタイプのピックアップにもう1つコイルを付ける事で、ハムバッカーのようにノイズを

軽減する構造のものをスタックタイプと言います。

(Virtual Vintageシリーズ,Areaシリーズなど)

 

このタイプはコイルが2段積みになっていて、通常のシングルピックアップよりも3~4mm程

背が高い為、ギター本体に加工をしなければ取り付け出来ない場合があります。

大体のギターは余裕を持ってザグリが掘られてますが、深さには個体差があり、

また取り付けるポジションや取り付け方法(ピックガードに吊るしている、ボディに直付けしている等)

によっても変わってきてしまいます。

またシングルサイズ・ハムバッカーも同様に背が高いので注意が必要です。

(Fast Trackシリーズ,Chopper,Cruiserなど)

 

【ポールピースの形の違い】

ピックアップのサウンドを決める要因の1つに、ポールピースの形状があります。

DiMarzioではピックアップのキャラクターによって、様々なポールピースが使用されています。

フラット&マイナス・ポールピースは、PAFやToneZoneなどに使われており、一般的な

タイプでもあるため、ピックアップカバーの取り付けが可能であるなど汎用性の高い形状です。

Super Distortionなどに使われているヘクサ・ポールピースは、全てのポールピースの高さを

調節できるようになっており、各弦での細かいセッティングが可能です。

バー・ポールピースはその名の通り、1本のバー状のポールピースでDsonicなどのモデルに

使われてます。

チョーキングをしても弦がポールピース上から外れないので、音切れが無くスムースな

サウンド傾向にあります。

 

【ダブルクリームについて】

オープンタイプのピックアップといえばブラック、ゼブラ、クリームはスタンダードですが、

実はクリームはDiMarzioが最初に作って特許を取ってしまっているので、USAの他メーカー

では作っていません。

Gibsonのギターに乗ってるクリーム・カラーのものはDiMarzioピックアップです。

ただし特許はUSAでのみ有効なものなので、国産ピックアップではクリームも普及しています。

 


【※誤記注意】素人が音楽を備忘録(4)コードとオープンチューニング

2012-06-08 19:31:42 | 備忘録(音楽)

【クローズヴォイシング】

4音のコード構成音を1オクターブ以内に積み上げた形

ルートを1オクターブ上げた形(3rdが一番下)を第1転回形

同様に第2転回形(5thが一番下)、第3転回形(7thが一番下)

 

【オープンヴォイシング】 

クローズヴォイシングに比べて、同音を重ねたり、音を省略したり、(特定のルールはあるが)

自由に構成する。(オーケストレーションには必須)

 

  

【ギターのオープン・チューニング】

 

有名どころでは、

 

[Open”D”]

1弦:(1音下げ)

2弦:(1音下げ)

3弦:F#(半音下げ)

4弦:

5弦:

6弦:(1音下げ)

( )内はレギュラーチューニングからの変更

2FにカポをいれるとOpen”E”、Open”Dm”は”D-A-D-F-A-D”

6弦にルート音がきてるとこがポイント

 

[Open”G”]

1弦:(1音下げ)

2弦:

3弦:

4弦:

5弦:(1音下げ)

6弦:(1音下げ)

( )内はレギュラーチューニングからの変更

2FカポでOpen”A” Open”Gm”:D-G-D-G-B♭-D

5弦にルート音、レギュラーチューニング上の2~4弦で鳴るGコードを有効に使える。

6弦を外せば、キース仕様

 

[ダドガド]

1弦:(1音下げ)

2弦:(1音下げ)

3弦:

4弦:

5弦:

6弦:(1音下げ)

有名なオープンチューニング。開放弦でのコード構成は”Dsus4”