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ギター弾きの備忘録(暫定版)

OCNブログ終了につき引越ししました。
YAHOOブログに引越しする為の暫定版です(汗
ギター弾きが備忘録してます。

素人が自力でフレット交換やってみた【その4(2):工具1】

2011-10-28 22:57:08 | エレキギターのフレット交換

最近はナットの加工が上手くいかなくて、挫折しかかっていたりするんですが、、(汗

書き途中で止めちゃイカン!!ってことで再開w

素人による工具紹介です。くれぐれも参考程度でお願い致します。

まぁ、なんにせよ”お金を払ってプロにまかせる”ってとこまで含めてギターいじりは

楽しいです(゜▽゜)ヤメラレネー

 

【工具の紹介】

ギター用の専用工具も色々ありますが、結構、既にある工具をギターリペア用に

加工してあるっていうものが多いです。

 

その一部を紹介《随時加筆予定》

 

■フレット抜き

日本の工具名で言うとこの”くいきり”の改良版。

改良点は刃の先端が加工より鋭角に加工されていてフレットと指板の間にめり込み易くなっています。

それと、ラジオペンチ等であるスプリングリターン式になっている所。

ラジオペンチとかでフレットを抜いてるのも見ましたが、指板やフレット溝への影響を考えると

フレット抜きは、専用工具を使ったほうがいいかもです(汗

 

Cimg3455 Cimg3456

ギター用のフレット抜き                     普通のくいきり

 

Cimg3458 Cimg3457

刃の形状の違い

 

■ストレートエッジ

ネック・指板等の真っ直ぐ具合を見る工具

Cimg3525 Cimg3521  

定規や角パイプで代用できそうな気もしますが、、

”ただ真っ直ぐをみる”ためのギター用工具が存在します。

ネックや指板が真っ直ぐなことが、ギターにとっていかに重要かという事を

教えてくれる一品です(笑

  

■フレットソー

”のこぎり”の改良版、ポイントはフレット溝を真っ直ぐ切れるよう、曲がらないように補強されているところ。

Cimg3527

写真のものは、既に切ってある溝を清掃したりする意味合いも強いですが、

一から指板に溝を切っていくものは、さらに、垂直に刃が入るよう固定する治具があったり、

溝を切りすぎないようストッパーがついていたりします。

 

ちなみに、StewMACでは、ジャパニーズソーなるものが販売されています。

これは、欧米の、”のこぎり”の動作が前に押すときに削るタイプの為、

手前に引くときに削る日本式の”のこぎり”にこのネーミングがついています。

日本式が使い勝手が良いかどうかはナゾですが、欧米で日本式の物が

注目されて製品化しています。

 

工具2につづく。


素人が自力でフレット交換やってみた【その4(1):工具の販売店】

2011-08-28 00:08:41 | エレキギターのフレット交換

という訳で、先に雑記なんかも書いてしまいましたが、、(汗

まずは工具の紹介。

 

【工具の購入先】

ギターのフレット交換するには、まず工具が必要。

って事で、色々、WEBとかのフレット交換記事を見ながら必要と思われる工具を物色しています。

まずは購入している、お店を紹介♪

 

○STEWMAC

超有名な海外の販売店+工具メーカー

ギターの関連パーツの品揃えも凄まじい数ですが、リペア用の工具を自社で製作・販売

しており、この工具が”痒いところに手が届く”的な良さがあります。

難点は海外サイトというとこだけ、、(汗

僕も、英語はわかりませんが翻訳サイトで翻訳してみたり、写真見て判断しましたw

どうみても安いので、人生初の海外サイト注文やってみました。

 

↓コレ

Cimg3287

無事届いた♪

やってみれば、出来るもんですねw

 

インターナショナルサイトがあって円表示もあるので、なんとなく、価格や書いてる意味は

わかるのですが、最初は本当に品物着くかどうか不安でした(笑

 

○GUTAR WARKS

日本の有名ギターショップ。

ギタービルダーとしての腕もすごい店だそうです。←オーダーした事がないので確かめてはいません(汗

やはり日本語表示は安心です♪ 説明も親切丁寧でありがたいです。

品物的には、STEWMACと似た感じです。

 

○柾目ウッドメーカー

こちらも有名メーカー。

リペア工具を製作しているので、STEWMACとは一味違う工具が揃っております。

 

以上

 

大体この3店+ヤフオクなんかを見ながら工具を物色しております(笑

工具の解説につづく


素人が自力でフレット交換やってみた【雑記】

2011-08-19 20:53:23 | エレキギターのフレット交換

フレット交換の備忘録も、かなり工程を端折って書き終え、

”次のフレット交換完了するまでに、買い揃えた工具を備忘録するか~”と

セコセコ書いていたのですが、、

 

ぼくが唯一、購入している月刊誌”ギターマガジン”8月号(※注:先月号です2011.7月発売)

の記事に考えさせられるものが、、

 

コレ

Cimg3470

 

記事の詳細内容は、買って読んでもらうとして、、w(※くどいようですが先月号です、、、)

 

ぼくも、ちょっと注目している、本家より完成度の高いギターと噂の高い

”Vanzand(ヴァンザント)”のギター特集の中に、国内屈指のギター工房”PGM”の

紹介記事発見(やや興奮気味)!!

 

この工房、オーダーギターやこの工房名義のギターをあまり販売しない為、公に名前が

出てくることが少ないのですが、そのギター製作技術の高さで有名な工房です。

 

ヴァンザントのギター記事では、塗装とネックの仕上げ調整・ネックとボディの組込み・

総合調整など、そのギターの核となるであろう作業工程の仕事っぷりが紹介されています。

 

その中で、各クラフトマン達が愛用の工具を紹介している写真があって、

見たこともないギター専用工具みたいなものが、ギッシリつまった写真を

想像していたのですが。。。

 

”えっ!?”

 

写真に写っている物は、工具と呼べるかどうかも怪しいくらいの、

”どこのホームセンターでも売ってそうな普通のモノ”が写っていました(笑

 

しかしながら、

その普通のモノを使って作ったギターは”本家を凌ぐ”とまでの評価を受けている。

。。。 

つまる所、ギター作りの決め手は工具の良し悪しではなく、作る人によるっていうことですかね。

ギター製作の面白さと難しさ、プロのギター職人の凄さを知る記事に感動しました♪


素人が自力でフレット交換やってみた【その3:やたらと時間のかかるもの】

2011-06-12 10:52:37 | エレキギターのフレット交換

前記事→その2:あれこれ

 

実は、前回フレット交換で紹介したギターは、2回目に挑戦したのもので、

一回目のは、今も調整中です。

3年位前からやってますが、いまだに完成していません(笑

 

まだ未完成なのですが、一番最初に、こんな仕様のギターでフレット交換を

挑戦するのは、やたらと手間がかかる(やってから気がつきましたw)

という事で紹介。。。(笑

 

一本目に選んだのは、、

↓コレ、

Cimg2719

だれもが憧れ、そして自力製作に挑戦するであろうインギーモデルもどきw

 

ラージヘッドではなくスモールヘッドをスキャロップ加工してあるのが気に入って

オークションで購入したのですが、、、

 

フレット交換前の写真

P1000007

フレットが低い。。。Orz

インギーといえばジャンボフレットにスキャロップ。。。 

 

という事で、

 

”こりゃ自力でフレット交換するしか!!”と、思いたったのが無謀でした(笑

 

【初心者が挑戦するには無謀な理由】

無謀1:

指板をスキャロップ加工するならまだしも、スキャロップ加工された指板をフレット交換

するのは難しいです。

まず、指板に平面が出来ているのか判断できませんでした。。。Orz

実際、今フレットを打った状態ですが指板がまともにフラットになっているのか、

わかっていませんw

 

無謀2:

あと、メイプル指板は塗装が必要なので、この工程で今、挫折しています。

 

無謀3:

さらに追討ちで、フレットを選択する時よくわからなかったので、高い方が良いものだろうと

ステンレスフレットを選択。その値段の通り、硬くて加工性がものすごく悪いです。

 

以上。

 

今は、こんな具合です。 

 

”とりあえずフレット抜いてみよう”と思い立つ。

Cimg2800

フレット抜き。ここまでは快調(笑

  

フレット抜き終わった写真

Cimg2803 Cimg2804

この時は、すでにジャンボフレットになってインギーフレーズを弾きまくっている

自分を想像しています(妄想)

ちなみに、いままで王者のフレーズを弾けた事はありません(笑

 

前回同様、フレット抜いた後のささくれは瞬間接着剤と聞いて、、、 

Cimg2806

固めてみる。。やはり効果はビミョー

 

どちらにせよ、指板を削って整えないといけないので、指板Rも300くらいにしとこうと

思いつきで削ってみる。。

Cimg2811 Cimg2813

この辺りから”本当にこのやり方でいいんだろうか?”と疑問を持ちはじめる。。(笑

 

とにかく削って、”指板の削り後も味があるな~”と自分に言い聞かせつつ次の工程へ、、

Cimg3258 Cimg3259

フレットを打つ!!打ったフレットは後で色々、苦労するステンレスフレット。

しかもフレット溝が浅く、打ち込みに苦労しております。

 

なんとかフレット打ち込んで、次にフレット整形を、、

ここでステンレスという材質の凄さを思い知らされますw

Cimg3392 Cimg3394

ひたすら、、、”削れね~”を連発しながら、フレットを整形してます(笑

目の粗い金工ヤスリ買って来て、木の部分を削らないように、恐る恐る削って行きました。

『ステンレスフレットは磨耗しない』を体感しましたw

  

現在(2011.06.11)の姿

Cimg3399

”塗装どうやってしようか”と”ナットの整形ってどうやってやるんだ?”で

悩んでおります(笑

まっ、この試行錯誤しながらやってくのが、自力でやる楽しみの一つではあるのですが、、

 

こんな仕様を、最初の自力フレット交換に選ぶとやたらと時間がかかる。

っていう紹介でした~(笑

 

つづく


素人が自力でフレット交換やってみた【その2:あれこれ】

2011-06-11 10:29:59 | エレキギターのフレット交換

前記事→その1:フレット交換

つづき

ギターのフレット交換をしてみて色々と素人考えで思った事をかいてみます。

 

【自力でフレット交換してみた感想】 

”やはりプロは、金を取るだけの事はある”、、、以上(笑

やはり仕上げ具合という点が、自力でやる利点の”愛情と惜しみない手間”だけでは、

超えられない差があるような気がします。

 

従って、個人的に次のような場合には、自力でのフレット交換は、まったくオススメ

できないと考えます。

是非、信頼できるプロのリペアマンにお願いするのが、ベストの選択と思います。

 

□長年使ってきたギターのフレットが磨り減ってきたので新しくしたい

そこまで愛着持って弾き込んだギターならば、トータル調整を含めてリペアショップに

依頼するのがベストだと思います。ぼくも、もし自分でフレット交換したギターを気に入って

ずっと弾き続けたとすれば、次の交換はプロに頼みます(笑

 

□フレット交換したいギターが1本~2本

工具を揃えるって面から考えて、リペアショップに依頼した方が、結果、安上がりだと思います。

 

□フレット交換するギターが高級である。

失敗した時の事を考えるとリスクが高すぎます。

 

 

【自力でフレット交換した理由】

では次に、自分が、自力フレット交換に踏み切った理由は、、

 

1)自分的に、ジャンボフレットのギターじゃないとまともな演奏ができない。。。

2)どの高さ以上が、オレ的にしっくりくるのか色々なフレットで試してみたい

3)楽器屋さんで試奏するのは非常に苦手だ。

4)フレットの高さを気にしないで、ギターを購入したい。

5)ジャンクギターや格安ギターが大好き

6)フレット交換は、手間を考えれば妥当だとは思うが、、、やはり値段が高い

などなどの理由から、、、

 

自力でフレット打ち替えてみることにしましたww(3年前)

とくに個人的には、自分の弾き易いフレット高さや幅を知っておくのは、重要ではないかと

考えていたりします。

 

【フレット交換しやすいギター】

上記の交換理由だと、現状付いているフレットとは違う高さや幅のフレットに

交換すると考えて、自分的に一番フレット交換しやすいと思うギターは、

ローズウッド指板・ロック式トレモロブリッジ装備のギターが一番交換しやすいと思います。

ローズウッド指板なら塗装なしでも磨けばなんとかなるのと、ロック式のナットなら

シムを入れて調整できるのでナット交換なしで出来るってのが理由です。

 

次の記事→その3:やたらと時間のかかるもの