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ギター弾きの備忘録(暫定版)

OCNブログ終了につき引越ししました。
YAHOOブログに引越しする為の暫定版です(汗
ギター弾きが備忘録してます。

【※誤記注意】素人が音楽を備忘録(8) いろいろ

2012-07-18 20:20:03 | 備忘録(音楽)

とにかく、忘れないように書いておく(笑

いずれまとめる日がくるのか、、、はナゾw

 

【オルタードテンション】

変化(半音上下)させられたコードトーンやテンションノートのこと。

オルタードテンションは、度数の前に+(半音あげられた)や-(半音下げられた)を

つけて表される。

 

【ツー・ファイブ】

ジャズでたいへんよく使われるコード進行。

あるダイアトニックコード上のⅡ→Ⅴ→Ⅰ

 

例えば

keyCであればDm7→G7→CM7

key=CmであればDm7(♭5)→G7→Cm7

 

上記のKey=Cmの場合、ナチュラル・マイナースケールのドミナントであればGm7となるが、

慣例的に、このコードはG7が使われることが圧倒的に多い。

 

Gのコード構成はG-B-Dで、B音は主音Cに対する7thになるので、

Gmコードのフラットされた7thよりも、Gコードのナチュラル7thの方が、主音であるCに

全音ではなく半音と近くなり、ドミナントのトニックへの帰属性がより増すため。

 

この変化したナチュラル7の音が、ハーモニック・マイナースケールの特徴音となる。

 

上記から考えると、マイナーKeyでのドミナントとしてⅤ7のコードが使われる場合の

スケールは、ナチュラル・マイナーよりハーモニック・マイナースケールを使う方が自然。

これをⅤ7コード上のスケールで考えるとハーモニックマイナーパーフェクト5thビロウスケール

(以下Hmp5↓)となる。

 

key=CmでのDm7(♭5)→G7→Cm7だと

D ロクリアン →G Hmp5↓ →C エアリオン(ナチュラル・マイナー) というスケールの選択。

 

ロック的解釈だと

C ナチュラル・マイナー →Cハーモニックマイナー(※注) →Cナチュラルマイナー 

みたいな感じ(上記と構成音は同じ)

 

※注:またの名をGフリジアン・ドミナントスケール

イングヴェイ的には”フリジアン・スケール”

 

【ハーモニック・マイナースケール】

1、2、♭3、4、5、♭6、7という構成音。

ナチュラル・マイナースケールとの違いは7番目の音が、ナチュラル・マイナーは♭7で

あるのに対して、ハーモニック・マイナーはナチュラル7。

 

【ハーモニックマイナーパーフェクト5thビロウスケール(Hmp5↓)】

ハーモニックマイナーのルートから完全五度の位置にある音をルートにしたスケール。

またの名を、フリジアン・ドミナントスケール(フリジアンスケールの三度を半音上げたもの)

 

【ハーモニックマイナーパーフェクト5thビロウスケール(Hmp5↓)と他スケールの類似】

Hmp5↓に、#9th(m3)の音を加えるとスパニッシュ(8ノート)スケール。

さらにスパニッシュスケールのアボイドノート(半音でぶつかるので慎重に使わなければ

いけない音)のP4を半音上げるとオルタードドミナントスケールになる。

 

このスパニッシュとオルタードスケールは、メジャー3度とマイナー3度を混在させている

スケールで、そこからコードを作るとジミヘンが愛用したジミヘンコードになる。

  

【クリシェ進行】

コードの中の1音を順番に上昇させたり下降させたりしていくコード進行。

[例]

| C | CM7/B | C7/Bb | A7 | Dm | DMm7/C# | Dm7/C | G7

曲が似てしまうのであまり多用できるコード進行ではない。


【※誤記注意】素人が音楽を備忘録(7)小室進行

2012-06-18 22:00:27 | 備忘録(音楽)

【小室進行】

小室哲哉氏が多用したことで知られる進行。

主にサビで使用する。

 

基本形(ハ長調・イ短調)

|Am|F|G|C|

 

「Get Wild」「悲しいね」「masquerade」「WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント~」

等々、たくさんある。

2000年代に入ってもまだまだたくさん用いられており、特に作曲者の年齢層の影響か、

VOCALOID曲に用いられることが多い

 

4度ずつ上がる逆循環進行| Am | Dm7 | G | C | のDm7をFに変えたものだが、これにより

暗いAmから明るいFへ直接進行させることになり、強い解放感が生まれる。

G→Cの部分も明るいので、全体に曲が明るくなることが多い。

  

 

【色々なバリエーション】

 

・AmとFの間に、経過和音としてAm7/G・Em/GやGが入ることがよくある。

(「Get Wild」など)| Am G | F | G | C |

 

・経過和音のほうが長くなって、1小節分使うこともある。

「恋しさと せつなさと 心強さと」「LEVEL5 -judgement- / fripSide」など

| Am | Em/G | F G | C |

 

・Give a reason / 林原めぐみ (スレイヤーズNEXT OP)

イントロ・サビ・アウトロが小室進行、Bメロが王道進行イントロがいきなり小室進行の

繰り返しでスカッとする。

サビは | Am | F | G | Am | Am | F | G | C | Am ~ いったん溜めが入るのがポイント。

 

・(モザイクロール)

サビが小室進行。イントロ・Aメロは、Am→C→G→Fの循環という「禁則しかない」進行


【※誤記注意】素人が音楽を備忘録(6)王道進行

2012-06-13 20:33:26 | 備忘録(音楽)

【王道進行】 

特にJ-POPのサビでよく使われる進行。

サブドミナントから始まる爽快感、疾走感と、G7の”シ”の解決を 保留することによる力強さ、

もの悲しさを併せ持つ。3つめのEm7に、4つのコードの中で一番アクセントがある 。

サビ以外でも使えるが、盛り上がる進行なので、サビがそれに負けないように注意が必要。

 

基本形(ハ長調・イ短調)

|FM7|G7|Em7|Am|

 

・FM7の代理として認められるコード: F、Dm9、Dm7

・G7の代理として認められるコード: G、G7/F、Bm-5

・Em7の代理として認められるコード: E7

・Amの代理として認められるコード: A7、C#dim

 

王道進行と間違えやすい似たコード進行

 

FM7→G7→Am→Am

FM7→G7→Am→Em

FM7→G7→Am→C

FM7→G7→C→Am

 

これらのコード進行は、いずれも1つめのコードが一番強いという点で、決定的に王道進行と異なる。

 

カノン進行と王道進行のミックス

カノン進行の5・6コード目を王道進行に変更する。大塚愛「さくらんぼ」のサビなど。

|C|G|Am|Em|FM7 G7|Em7 Am|F(Dm)|G |

 

Em7を後にとっておくパターン

・王道進行で一番アクセントがあるのは「Em7」のため、サビの一番盛り上がるところまで

取っておく(それまでは「王道進行と間違えやすい似たコード進行」を使う)ことがある。

例: | F | G | C | C | F | G | Am | Am | F | G | Em7 | Am | Dm7 | G7 | C | C |


【※誤記注意】素人が音楽を備忘録(5)カノン進行

2012-06-12 01:30:19 | 備忘録(音楽)

【カノン進行】

有名な「パッヘルベルのカノン」をはじめ、日本だけでなく世界中で古今東西を問わず

多用される進行。「カノンコード」「大逆循環」などとも呼ばれる。

普通にトニックから始まり、次第に暗くなるが、5コード目のFを境に次第に明るくなり、 メリハリがつく

 

カノン進行の基本形key=C

 

|C|G|Am|Em|F|C|F|G|

 

コードの転回形コードは、ルート+3rd+5th+7th(6th)から構成されています。

この順番に積み上げた形をコードの基本形と言います。

 

よく使われる代理コード

・4つめのEmをCやC7に変更

・7つめのFをDm・Dm7やAbに変更

 

ツーファイブを代わりに使った進行(「晴レハレユカイ」など) 

|C|Bm7-5 E7|Am|Gm7 C7|F|Em7(E7) Am|F|G|

 

以下のように、ベースが1音ずつ下がるようにアレンジすることもよくある

| C | G/B | Am | Em/G | F | C/E | Dm | G |


【※誤記注意】素人が音楽を備忘録(4)コードとオープンチューニング

2012-06-08 19:31:42 | 備忘録(音楽)

【クローズヴォイシング】

4音のコード構成音を1オクターブ以内に積み上げた形

ルートを1オクターブ上げた形(3rdが一番下)を第1転回形

同様に第2転回形(5thが一番下)、第3転回形(7thが一番下)

 

【オープンヴォイシング】 

クローズヴォイシングに比べて、同音を重ねたり、音を省略したり、(特定のルールはあるが)

自由に構成する。(オーケストレーションには必須)

 

  

【ギターのオープン・チューニング】

 

有名どころでは、

 

[Open”D”]

1弦:(1音下げ)

2弦:(1音下げ)

3弦:F#(半音下げ)

4弦:

5弦:

6弦:(1音下げ)

( )内はレギュラーチューニングからの変更

2FにカポをいれるとOpen”E”、Open”Dm”は”D-A-D-F-A-D”

6弦にルート音がきてるとこがポイント

 

[Open”G”]

1弦:(1音下げ)

2弦:

3弦:

4弦:

5弦:(1音下げ)

6弦:(1音下げ)

( )内はレギュラーチューニングからの変更

2FカポでOpen”A” Open”Gm”:D-G-D-G-B♭-D

5弦にルート音、レギュラーチューニング上の2~4弦で鳴るGコードを有効に使える。

6弦を外せば、キース仕様

 

[ダドガド]

1弦:(1音下げ)

2弦:(1音下げ)

3弦:

4弦:

5弦:

6弦:(1音下げ)

有名なオープンチューニング。開放弦でのコード構成は”Dsus4”