またまた、ポール師匠(←勝手に思っている)を語ってみます。〔前記事は→こちら〕
最近、観てるのはコレ!!
最強ライブバンド”Mr.BIG”の復活ライブ!!!
メンツが最強すぎるwww
そして、、、40過ぎのオッサン達がこんなに弾けるなんて・・・
なんにせよ、バンドとしての円熟味・楽曲の良さ・個人の演奏力等々どれをとっても高次元です(´ー`)
これまでのポールさんの音楽活動は、大まかに3っあると思うのですが、
1っ目はシュラプネル系の速弾きギタリストとしてデビューした。
”レーサーX”というツインリードギターのメタルバンド。
2っ目は最強のロックベーシスト”ビリー・シーン”の呼びかけのもと、
上のバンドから脱退するような形で参加した、今回紹介するハードロックバンドの”Mr.BIG”
3っ目は上のバンドを脱退してから活動したソロの作品
1の頃(レーサーX時代)は、イングヴェイ以降のテクニカルプレイ全盛なので、”これでもかっ!!”ってくらい
ジェットコースターのようなハヤビキギタープレイ満載でした。
こーゆうプレイに世の中が飽きだした頃、2の項(Mr.BIG時代)の大物バンド結成に参加して
アルバムを作ったわけですが、、、
そこで披露したギタープレイは楽曲重視のレーサーX時代に比べれば、かなり抑えたプレイ。。。
”ポールも、弾かなくなったのか。。。?”
そんな疑問に答えてくれたのは、その後に出したライブミニアルバムでした、、
「RAW LIKE SUSHI」。。。??タイトルはどうであれ(汗、
そこで聴かせるプレイは、至極のギタープレイ満載ww
レーサーX時代に披露していたスーパープレイを更に進化させ、そしてコントロールすることで楽曲を生かす。
抑えるとこは抑え、出る時は出まくる!!しかもベースはあの”ビリー・シーン”掛合いするは、ユニゾンするは、、、等々
スタジオアルバムは楽曲重視、ライブは個々の演奏能力を最大限に生かして、その良曲を弾きまくる!!
そんな最強ライブバンドが提示したアルバムの姿でした。
この新曲のスタジオアルバム→ライブミニアルバムというリリース方法は”Ⅲ”まで続き、
スタジオ盤以上のライブ演奏を聴かせるこのバンドに魅せられましたww
再結成されたこのバンドは、相変わらずの演奏力に円熟味が加わった気がします。
”速く弾ける”って事は、ゆったりした曲をより際立たす事ができる。。。
アップテンポの曲を難なく弾ける演奏力が、バラード曲をより深く聴かせる事ができる。。
そんな感じです。
僕がこのライブの中で名演と思っているのが、「JUST TAKE MY HEART」なんですが、
この曲、スタジオアルバムの中では”なんてことのない、ただのバラード”です←個人的感想
しかも、この曲が収録された”Lean Into It”っていうアルバムは、このバンドの代表曲
”To Be With You ”も収録されてる名曲揃いのアルバムで、より一層この曲の影が薄いwww
しかし、この4人でハーモニーをとりながら生演奏される、この曲は”至極”(゜Д゜)
なんてことないバラードを演奏力が、感動の名曲に変える、、、まさに名演!!、、だと思います。
そして、ここからが本題www
このDVDの中で自分が、”おっ!!”と思ったのは、アンコールでやる”スモーク・オン・ザ・ウォーター”
各メンバーが担当楽器をチェンジして演奏するという、お遊びプレイなんですが、ここでポールの
ギターをエリック(Vo)が弾くシーンがあります。
ポールのギタープレイは、ジェットコースターのような激しいテクニカルプレイも当然凄いんですが、
一糸乱れぬ、タイトなリズムプレイも秀逸です。
ギターのサウンドメイクもタイトなリズムを出すために歪みは押さえ気味なのかなー
なんて思っていたら。。。
エリックが弾くポールのギターサウンドはゴリゴリの歪みまくりサウンドwww
エッ(゜Д゜)。。。ポールって、これであのタイトなサウンド出してんの??
案の定、エリックのギタープレイはディストーション(歪みの高い)ぽいギタープレイになってます。
サウンドメイクを変えた可能性はありますが、おそらく違うんじゃないかと思います。。。
荒ぶるディストーションサウンドのギターを完璧にコントロールするテクニック。。。
超一流プレイヤーの底力を感じる一瞬でした。。(冷汗