旅のウンチク

旅行会社の人間が描く、旅するうえでの役に立つ知識や役に立たない知識など。

スーパーカブでタイ'08-3

2008年11月21日 | 旅の風景
11月3日
昨日未明には激しく降っていて心配の種であった雨だが、今日は晴天。バイクを無事必要台数借りだしてチェンマイを出発。ガソリンスタンドで燃料を補給してチェンマイ市内を走っていると、途中の交差点で突然、交通が全て停車中。何事かと思ったら混乱した交通の中から現れたのはライギョを手にした男。どうやら、魚を運んでいる途中で落としてしまったようでした。

チェンマイとチェンライの間を移動する区間が今回の旅で最も長い移動距離。約200km。普段のバイクであれば何でもない距離なのですが、100ccとはいえ、スーパーカブではなかなか疲れる距離であります。

前半は山岳地帯、後半はタイ北部の農業地帯を思わせる風景が続きます。

途中、間欠泉の温泉を利用した観光地に立ち寄りました。ここは昨年は工事中でまだオープンしていなかったのですが、今年はまだ一部工事中だけれども一応オープンしたようです。温泉を利用して温泉卵ならぬゆで卵を売っていたり、その他お土産物屋が立ち並んでいます。ここでしばらく休憩し、散策の後、メチェディまで走行。昨年も往復立ち寄った食堂で昼食。

昨年立ち寄ったことを覚えていてくれた様子で非常に歓迎してくれて、全員に1つづつ小さな仏像をお守り代わりにプレゼントしてくれました。それから、この食堂に”日本語を勉強している”という女性が一人いて、ノートを見ながら話そうとしてくれました。

順調にチェンライへ。昨年はここでも手探りで、チェンライ市内で道にも迷い、宿探しには1時間以上かかったのですが、今年は昨年の記憶もあります。昨年も滞在したYa Houseで5部屋確保する事に成功。ただし、2名1室は巨大なベッドのダブルルーム利用。ベッドの間に荷物などで国境を築いて利用していただく事に。

昨年は近くのお寺のお祭りにあたっていて、夜になると道路を一部閉鎖して大きなバザールができたのですが、今年は昨年より早いため、お祭りは準備中。皆で連れ立って向かう夕食は少し歩いて、ナイトバザール。それぞれに自分の食べたいものを集めてきて夕食となりました。

私は大きな魚の塩焼きに挑戦。淡白な味でなかなかおいしかったのですが、ゲストハウスのすぐ横に流れるドブのような川にたくさん飼われているのをみかけたので少し複雑な気持ちです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿