旅のウンチク

旅行会社の人間が描く、旅するうえでの役に立つ知識や役に立たない知識など。

SNS大好き=スーパーカブで旅するタイ北部より

2018年05月24日 | 旅の風景
 タイのWi-Fiの普及率はおそらく日本を上回っているのではないかと思います。スーパーカブで旅するタイ北部でも走行中、道路脇に巨大な黄色のサッカーボールを載せた塔のような不思議な建造物を頻繁に目にするのですが、以前参加した方に教えていただいた情報によるとデータ通信の無線塔との情報。

 おしゃれなカフェやゲストハウスはもちろん、地元の人達が利用するレストランでもWi-Fiを使わせてくれるところが結構多くあります。いや、ほとんどのところで利用できると言っても過言ではありません。

 私はタイ渡航中は電話の通話は受けられるようにしていますが、データ通信は専らWi-Fiに頼っています。移動中はバイクを運転しているのでメールチェックしている暇はありませんし、宿に着けば大抵はWi-Fiが使えるのでメールを確認したり、Facebookやインスタグラムに投稿したりするのに不便はありません。

 そして、タイの人達はSNSが大好きです。レストランや屋台やゲストハウスなど、暇な時間にはタブレットやスマートフォンで動画を見たり、SNSに投稿したりしている姿を頻繁に見かけます。

 昔は旅先で知り合った人の住所を書いてもらって、帰国してからお礼の絵葉書を送ったものですが、今は旅先で知り合った人たちとeメールアドレスを交換するとか、SNSで友達登録する事が多くなりました。これは現地の人達との間でも、旅先で知り合った旅行者どうしでも同じです。

 タイの人達に聞かれるのはFacebookにアカウントを持っているかどうかとLINEを使っているかどうか。私はLINEは使っていないので、専らFacebookのアカウントを教えて友達登録することになります。

 スーパーカブで旅するタイ北部で、ひょんな事から毎度立ち寄るようになったレストランで、今回”チェンマイには何度も来ているみたいなのに、ここにはあんまり寄らないね”と言われました。(もちろん、身振り手振り。)"フェイスブックで写真見てるからチェンマイに来てる事は知ってるよ”と。

 けっこう頻繁にSNSをチェックしている様子です。

 おかげで、タイの親しい友人たちと手軽に連絡が取れるようになったのですが、問題はメッセンジャーで送られてくるメッセージがたいていはタイ語である事。もちろん読めないので”翻訳する”に頼るわけですが、タイ語から日本語の翻訳性能はまだまだ低くて意味が分からない事も多いのが残念です。


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