海辺の町から

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コロナ禍を生きる子供達

2023-07-19 10:35:53 | 日記

  定期船当番の朝 降っていた雨も弱くなり


  風による波紋が広がっていた


遂にという思いである 感染源に辿り着けない。
それ程コロナは日常生活の中に入り込んで来たようだ。

39.9度という高熱になったという小4女の子の孫。
家庭内隔離を余儀なくされ気分が良くなると部屋を出たがり
ドアを開けて覗いているという無理も無い 四六時中一人は心細かろうに。

小6の孫男子は21日市の水泳大会にエントリーされ記録会トップの成績でどうしても
感染させたくない思いが強く周りの期待も大きかったけれど
遂に一昨日から熱が出た おまけにママもダウン。
海辺の町に来ていた息子は帰るに帰れず舞い戻ってきた。

食事が大変だろうとコロナ下の食事をネット検索
テングサを40分煮出してトコロテンやらゼリー等のおやつを作り
郷土料理のさつま汁(焼いた魚の身を解し麦味噌とだし汁を合わせミキサーで攪拌して
薬味を入れて冷やしたもの)野菜サラダ偶々頂いた岩牡蠣をソテーして
戴き物の果物やゼリーやら甘味処等袋に一杯詰め込んで街まで出掛けた。
玄関先に置いた旨の連絡を入れ会わずに帰ってきた 取りに出たのは治りかけの孫娘だったようで。

家庭内隔離の大変さを思った 明日から登校出来るという女の子
間もなく夏休みが 此所に来てワクチン未接種家族が遂にコロナに感染してしまった。
コロナ感染者数が5類に移行してから数が読みにくくなって
孫娘の学校ではかなりの数で感染者が出ているという医師の話。

間もなく当市は最大の夏祭り「牛鬼まつり」がやって来る。
ガイヤ踊りに出る予定だった孫娘今年は我慢の年になってしまった。
終息の見えないコロナ 制約の無い時の訪れは個々人の自覚に待つほか無いのだろうか。

暮らしに工夫を

2023-07-17 18:09:46 | 日記

  穏やかな夜明けです


  夏空が梅雨明け宣言を待っています


鳥の鳴き声をかき消すように蝉が勢いづいてきた。
繰り返される大雨による河川の氾濫 秋田の山形の
yukoさんはどうしておられるか ブロ友のアコさんはお元気だろうか。

自然の猛威に曝されたとき改めて人間の非力さを感じている。
自然に抗い畏怖の念をなくした結果では無いだろうか。

人口は都市部に集中し夏場の最高気温も格段に高くなった。
気温の高さはビル群から排出されるヒートアイランド現象が一因でもあるだろう。
暑さを凌ぐためエアコンの中にいれば暑さを感じることも無いだろう。
暑いと言ってエアコンを付け気温が高くなったとエアコンの温度を下げて。

日本の四季は人々の暮らしに恵みを与えてくれた 山からも海からも余すこと無く
自然の営みの中で成り立って来た 梅雨には田畑を潤し豊穣の秋が待っていた。
その雨が今 生活を根こそぎから奪い取ってしまっている。

東北の片田舎で過ごした幼少期 エアコンも無く扇風機も無い
団扇だけで35度の夏をやり過ごした 打ち水をしながら少しだけ気温の下がった昼下がり
茄子のお漬物を頬ばってキュウリに少しばかりのお味噌を付けて
井戸で冷やしたスイカがおやつだった。

放たれた窓から通り抜ける風が心地よくあの時の気温は今よりズッと涼しくて
60年以上も前の夏が思い出される。


携帯を持って行ってね

2023-07-16 09:37:46 | 日記

  ここ数日台風を思わせるような強い風が吹いている


  菜園で育てていたバナナの苗 カボチャの葉に埋もれてしまいそう


ドックした船底のコシキ落としを手伝っていた。
長い棒の先にフライ返しのような金属を付けてそれで刮げ落とす。
船底は微妙なカーブがあって其れに沿って落とすのだがコツと力が伴う。

明け方黙って家を出ていた エンジン音で釣りに出たのを知った。
狙っているイサギがもうソロソロではと試し釣りに出たけたようだ。
太陽が少し高くなり朝食の準備をして待っていたが中々戻らない。
皆仕事をしているのでこの辺で釣りをしているのは遊び人である。

漕げども漕げどもエンジンの効かなくなった船を棒1本で沖へ流されまいと
必死で漕いでいたという 潮流に流されれば忽ち大騒ぎになっていたところだ。 
満ち潮が幸いして港まで漕ぎ着け友人に船を漕いで貰い事なきを得た。

一昨日満潮になるのを待って4人がかりでドックした。
台風並みの強い風に振られながらワイヤーで海まで下ろした船台に船を載せ其れをワイヤーで引っ張る。
船が左右に振れ中々船台に載らない 私を呼んだ意味が分かった。

面倒だと言って携帯を持ちたがらなかった夫 今回の件で懲りたようである。
腕には湿布が貼ってあった。

流域治水

2023-07-14 13:55:04 | 日記

  湿度の高い朝です


  大きな球根の主はこの花でした


  「流域治水」とは
水が溢れる事を前提にして水を貯められる場所を沢山確保したり
危険な場所に住まないようにしたり あらゆる対策を組み合わせて
被害を小さくしようとする考え方  NHK松本解説委員の言葉より

大雨のニュースを聴いていて改めて流域治水と言う言葉が気になった。
5年前の西日本豪雨災害時 立て続けに200ミリを超える大雨にダム湖が一杯になり
急遽ダムの放流が行われた 結果下流域でダムの放流と大雨で川が氾濫し
9名の尊い命が失われた。

貯水と放流という側面を持っているダム
梅雨末期の線状降水帯は年々激しさを増し各地で川の氾濫が起きている。
気候変動の影響による災害は未曾有の災害をもたらして。

手を拱いているのではなく流域治水の取り組みを各地に広めてはどうなのだろうか。
やはり以前ニュースで知った横浜の鶴見川多目的遊水池 サッカー場がある。
台風の時季になると川の氾濫に困っていた住民 鶴見川の中流域に遊水池が出来てから
下流域での川の氾濫が無くなっているという。

多額の経費がネックになるけれど激甚化する頻発化する水害に対処するために
流域治水対策を加速する必要性を感じている。




赤潮

2023-07-12 10:04:05 | 日記

  モヤッとした暑い一日でした


  潮の流れが分かります


昨日 街からの帰り途海の色が気になった 雨が上がった後一気に気温が上昇すると赤潮の発生を見る。
赤潮に含まれているウイルスには魚や貝にとって死に追いやる危険なウイルスがいる。
赤くスジを帯びた潮からお醤油色した潮 特に気を付けたいのはお醤油色した潮である。
それに近い潮を見た。
半島の穏やかな内湾での養殖が多いため一度赤潮が発生すると何日もそこに留まる。

南予地区は有数の柑橘が盛んな地域である 柑橘栽培には年に何度も農薬散布をするという。
段畑での栽培が主であるために時間を経て海に流れている。
その海での魚養殖 梅雨が明けると気温の上昇による植物性プランクトンの異常増殖
水中の魚や貝達は酸素不足に陥って死に至る。

皮肉なものである わが県は日本有数の魚類養殖の産地であり柑橘の産地でもある。
農薬や肥料による土壌汚染は深刻で海の富栄養化の大きな要因になっている。
河川から流れ出る生活排水や工場排水と 海はゴミ捨て場になってしまった。

毎年赤潮の発生する時季が来ると思い出す 結婚して翌年この地に初めて赤潮が現われた。
魚類養殖をしていた我が家は赤潮による酸欠で魚が全滅した苦い過去がある。
同じ苦しみを味わって欲しくないと何十年経った今でも忘れられない。