海辺の町から

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山開き

2023-07-01 12:57:41 | 日記

  雨は止まない


  ハクビシンは此所までしなかったのに


止まぬ雨は無いと思いつつ 線状降水帯の中にある。
ゴロゴロと雷が 夜半ひっきりなしに鳴いていた蛙の声はない。

窓硝子に当たる水滴は留まること無く流れ落ちている。
不気味な雷音と大雨に今日は何処で過ごそうかと思ってしまう 2Fが安全だろうかと。

門を出ると小さな路地は昔川だったという。
川に蓋をして道を造った。
谷筋の路地は大雨になると川から溢れた水が滝のように流れ落ちる。

7月1日今日は山開きだ 石鎚山信仰の強い当地は今でも権現様を祀り
この日は当番の者がこの地の山の祠まで御神酒を携え御参りする風習は未だに受け継がれている。

石丸謙二郎の山カフェをらじるらじるで聴いている。
今日は富士山についての話である。
もう46~7年前になるだろうか 夜の京都駅八条口からバスに乗って
翌朝新5合目着お昼前には山頂にいた。

気象庁時代富士山頂観測所に勤務していたことのある新田次郎。
「蒼氷・強力伝」「芙蓉の人」「富士山頂」「怒る富士」等々沢山読んだ。
単調な登山に好きになれなかったけれど彼は富士山が好きだったという。
観測所を目の前に見やりながらしばし360度の展望を愉しんで24時間後には京都駅に着いていた。
弾丸登山を平気でしていた若かりし頃 山カフェを聴きながら山開きを懐かしんでいる。