海辺の町から

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続 最後の晩餐

2023-07-04 16:36:42 | 日記

  夕方になって雲が多くなって来ました 今晩からくずれそう


  時季のものが届く季節になりました


時季のものが届く季節になった。
2Fで横になって読んでいた本が顔にある 眠っていたことに気が付く。
宅急便さんに待たせては悪いと思い置い取って下さいと頼むが帰る気配がなく降りていく。

お礼の電話を掛けると電話番は何時も義兄である。
企業戦士だった義兄 ヘッドハンテングされて上まで上り詰め
退職後には趣味で始めた木彫もプロ並の腕前に 請われて今は公民館で教えているらしい。

朝一番に起きてカーテンを開け空調を入れてくれる生活に甘んじていた次姉
近頃腰痛が酷くなったと訴えている。
そんな日々に甘えていた生活が電話先の弱々しい声を聞くと悲しくなってくる。
あの若かった頃の元気は何処へ行ってしまったかと 私の2つ上まだ老いる齢では無い。
老いに抗っても良いはずなのにもう齢だからと自分を甘やかしてはいけないはずだよ。
「あなたの声は若いね」って言ってるけど 「日々の生活に老いている暇がないのよ」って

兄弟姉妹6人で最後の晩餐をしようねって言っていたのに未だ実現していないよ。
昨日は長姉に動けなくなる前に皆で会おうよって話していたところだよ。
駄目だよ最後の晩餐が済むまで元気でいないと。

皆が離れた土地に住み84歳を筆頭に兄妹であっても別々な暮らし方をしてきた。
私よりはずっと恵まれた生活をしてきたのは確かだ 1次産業の悲哀を感じながら生きて来たけれど
使いすぎて痛めた膝を除けばまだ若い 老いは先に追いやっておく。