海辺の町から

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青蛙

2022-06-21 13:08:00 | 日記

  雨風共に強いです


  河内晩柑 とても爽やかな味がします 一つペロリと


梅雨入り以降まとまった雨が降っている。
びわの木の天辺から獲物を狙っているトンビ 
蛙の鳴き声が何時もと違ってケタタマシイ。
葉色に同化して見つけにくいけれど トンビの視力は人間で云う8.0も有るらしい。

無彩色の空から強弱をもって落ちる水滴。
規則的な雨音が不規則になり蛙の鳴き声は打ち消され雨足が一層激しくなって
風を伴い風圧で窓がしなっている。

睡魔に耐えられず1行2行読んでその先が中々進まなかった
同じ箇所を繰り返し読んでいたが 今初めて読んでいるような感覚だ。
こんなにも大切に書かれていた本を読み手が感じなくてどうするかと
弛緩した身体で目一杯の言い訳を恥じた。
おうめ婆さんを取り巻く人々の温かさは何時の時代にも忘れてならないと。

ゲッゲッゲッ 大きな声の主は青蛙あなたなのね。

父の日に

2022-06-20 09:05:38 | 日記

  父の日を皆で


  相変わらず伸び放題にまかせているプラム


  雄花が無い雌花が咲かない 今年初めての交配です


父の日の翌日は雨と予想されたので宴の後片付けを昨日済ませていた。
父の日に釣りの予約があったので前日から息子は泊まり込み
「5時前に食べるよ」「!!」
夜明けが早くなったので1時間早めの出航となったらしい
船釣りでのイサキとカサゴ狙いとか

息子の帰りを待っての宴だ
小3の孫娘は台所仕事が手伝いたくて仕方が無い
サツマイモが切りたいと ペティナイフを渡して布巾を上からあて切ろうとするが
力が足りない 私の手も添えてなんとか切れた。
焼き肉のタレも自前で作るのだがまたも私も作りたいと
大さじ1を8分目で数えるのですり切りまで入れるのよと教え
残りを加減して孫娘は加えていた。
こんな些細なことも息子を育てているときは無かったけれど
こうして育っていくのかと思うととても新鮮な気分になった。

親ガチャ

2022-06-19 10:39:38 | 日記

  オレガノ萼の縁からピンクの花が


  終わりかけのバラ こんな色も優しい


「親ガチャ」という言葉が気になっていた。
 カプセル入り玩具(ガチャガチャ)やオンラインゲームのアイテムのように
 子は親を選べず家庭環境で人生が決まってしまうという事らしい。

団塊世代が育った時代 貧しさも貧しさと知らずに育っていた。
酒造メーカーを辞めて戦地に赴いた父は帰還後福島県内に新工場が建設されるため
戦後再スタートの人生が始まった。
社宅が建つまでの間 旅籠という言葉が似合うような旅館で暮らし
街道沿いの芭蕉も曽良と通った街外れにあった。

両親と6人の子供達 市長の次に納税していたとお酒が進むと自慢していた父
其れでも豊かさは実感できず子供の少ない家族を羨ましく思っていた。
冬のボーナスが出ると新しい洋服が買って貰え4番目の私はお下がりが当たり前
穴が開いたら繕っていた母でした。
子煩悩な父と今で言う教育ママの母
何にも無くとも挨拶だけは厳しかった気がする。

戦後ヨーイドンで動き出した世の中も高度経済成長期の波に乗れなかった人達との
格差が生まれだし努力しても替えられない現実も見てきた。
未来ある子供達のため
環境によって将来が決められてしまう世の中にだけはしてはならない。





アー疲れました

2022-06-17 17:32:33 | 日記

  6時前だというのにこんなに日が高く


  大玉のトマトが色づいて来ました


キキキキとけたたましい鳴き声の主はミサゴのようだ。
何事かと暫し空を眺めていると トンビがゆったりと大空を舞い
ミサゴのツガイが上に下にと旋回しながらトンビを威嚇している。
巣が襲われたのか頻りに鳴いている 一回りも大きく見えるトンビ
頻りに鳴いていたミサゴ数時間後には何事も無かったかのようにピヨピヨと
ひよこのような鳴き声がした 厳しい鳥たちの世界を太陽を頭上に仰ぎ
ポカンと見ていた。

相も変わらず今日もテングサを干している。
天秤に掛けたらもう今は休息を取る 湿気を含んだ大気は体力を消耗させ
20キロのテングサの袋を二人がかりで手こずっている様に
思わず顔を見合わせ笑っている 体力が無くなったなあと熟々思う
街から嫁の応援を頼みお昼には仕出しを頼んで。
作る気力も失せていた。
やっと今年の海藻は終わりです アー疲れました.


イタダケナイ

2022-06-14 17:39:42 | 日記

  相変わらず雨が降っています


  アジサイが雨に濡れ


  今年も季節の贈り物龍門早生が届きました


半月前にトラックのタイヤを4本替えた。
真新しいタイヤがパンクしたという 予備のタイヤを付け替えて街まで出かけた。
釘も踏んでいない 洗剤をつけて見ると微かに洗剤の風船が出来た。
針で刺したような僅かな亀裂タイヤの溝横部分は修理が出来ないらしく
新たに1本購入 古かったら諦めも付くけれど新品に近い
こんな形での出費はイタダケナイ。

雨 晴れ 雨日毎天候の変わりが早い。
腐葉土に覆われた道の端はイノシシの宴の後が延々と続いている。
イノシシに遭遇しクラクションを鳴らせば低い声でウオーッと向かってくる。
梅雨に入って雑草は勢いを増し落葉樹の多い海辺の町は緑を色濃くしてきた。
伸びた雑草の中に地を這うようにトンネルを作り雨露を凌いでいる。

温暖化と共に耕作放棄地の拡大がイノシシの生息域を広げている。
鼻の威力たる物凄まじく平気で60~70キロの石を掘り起こし
加えて嗅覚の発達によって毎年球根を掘り当てサツマイモの時期には全て食べ尽くして仕舞う
繁殖力も高く人々の住まなくなった限界集落はイノシシに取って代わられる日が来るかもしれない
人間がイノシシの天敵であっても住む人間がいない。