海辺の町から

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私の3.11

2021-03-07 17:58:34 | 日記

  街の公園で見掛けた樹木 名前は分からない


  手洗い鉢を手捻りで 凸凹が面白いのです


  頂きましたマーガレット?


この時期が来ると無性に読みたくなる読まなくてはいけない本があります。
辺見庸の「眼の海」と「瓦礫の中から言葉を」です。
今私は自身を甘やかしては居ないだろうかと確認するするためにも

3.11の二年前変わらない故郷への思いと人生の区切りを付けるために
同窓会に出席 白河の地を訪れました。
   黙し難き思いに後押しされて遙か東方河北の玄関口に
   降り立った**さん 日本で一番白河を愛おしく思っ
   てくれたいた**さん 少女の時アジャンタの壁画の
   ようにいつもアルカイックに微笑んでいた貴女が半世
   紀の時を超え遠く西方の海の向こうから参加してくれ
   たので僕らの同窓会は遂に有終となることが出来まし
   た。友が遠方から来た!これだけで何と楽しいことで
   しょうか それでは又会う日まで!ということに致し
   ます。
同じ生徒会で集った仲間からです。
多くの友人は大丈夫なのだろうかと 繰り返し流されるTVの画面に
言葉を失っていました。
震災の恐ろしさ原発の悍ましさを遠くの地で何も出来ずにいることが
歯がゆく悶々とした消化不良の日が続きました。
根底から覆されただ泣き喚き黙るしか無かったあの日
友人の安否が少しずつ確認され哀しみと安堵の入り混じった3.11でした。
暫くして手にしたのが二冊の本で読み返すことであの日を忘れまいと
思っているのです。