海辺の町から

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納骨に

2023-11-17 11:53:02 | 日記

  夜来の雨も上がって海は一段と時化てきた


  芽だししていた きたあかりにメークインもうソロソロかなと


納骨日の今日最後のお線香を上げてきた Fさん宅に簡単な祭壇を作って毎朝通った。
大きなホゴを釣り上げて満面の笑みのFさんの写真 お花に果物に好きだったビールを供え
「遅くなりましたが今日納骨しますね」と語りかけて。

年内にと和尚様が話していたが49日も済んだので早く納骨してあげたいと言うのが私達の願いだった。
前回の打ち合わせの時足の悪い夫は本堂で休み私一人和尚様に連れられて納骨堂に行った。
静まりかえった広い境内の隅に建てられた真新しい永代供養塔。
「誰にも未だ見せていないの 貴女が初めてです」と「これ僕が建てました良いでしょう」と扉を開けてくれた。
数年前に造られたまだ新しい納骨堂だけれど既に4家族が入っていた。

海辺の町を離れこの地の墓仕舞いをされた家族が先祖の永代供養をしている。
畳2帖ほどの納骨堂にはお骨が安置され 一杯になると中央に開けられた穴が
地面へと通じ最後には土に還る仕組みになっているようだ。

人生なんて生きていればこそで あの世に逝けば思い出は日に日に昇華されて
いくのかも知れない。
今をいかに行くべきかと思いつつ最後まで自分らしくありたいと思っている。