負けるなみんなそこにいる!

2008年11月19日 19時13分59秒 | 考えるふっき~

小林一茶の命日ですね、今日は。ニュースでやっていて思い出しました。
「一茶忌」なんて呼ぶんだそうです、知らなかったです。

そして長野の今日は、おりしも初雪。
長野駅付近を車で走っていると、SLが走っていました。
いや、これはびっくりです。
長野とはいえ、線路は電化されていますよ。

くじけそうになる寒さの中、須坂市動物園に行ってきました。
いやー、カンガルーの子ども、また生まれたんだね。
ハッチ、クララ、クラッチ、そしてキララちゃんだそうです。
なんかかわいらしい名前でよかった。
アカカンガルーの「アカカン」を友人は提案していました。
このセンスはどうかと思います。

冬は寒い。
雪なんか降らなきゃいい。
都会に出ると、雪は喜びの対象になる。
雪が降ると山に行く人がいる。
人呼んで、ウィンタースポーツという。
長野に住む人はみんなスキーができる、という都市伝説。
そんなことあるわけがない。
寒いのは嫌いさ。
冬は籠る。

 やせがまん 負けるなみんな そこにいる

これじゃ川柳だ。

寒い冬空を見上げて読める、

 冬銀河 雫のこして 風ひとつ

 ストーブよ がんばる銀の 君が好き

 マフラーの 巻き方学ぶ 信濃の冬

冬の信州だからこそ、味わえることがある。
それはきっと、都会の冬では感じられない何か。
いつの日か、寒空を見上げて思い出す時が来るんだろう。
白い息を雲の切れ間にふっと吹く。
銀河の雫は、きっと身近な幸せのかけらなんだと思う。