
東の畑のイチゴハウスのミツバチ(ずいぶん前の写真)
またまた寒くなりました。
北の畑の路地イチゴも寒い気温のままで管理できていません。
ハウス品種の方はかろうじてビニールトンネルをしてありますが、
スソが開いたまま。
北の畑は気温が低く、春になって平均気温が上がってきても、
早朝の地際の気温が上がらず、せっかく咲いた花がダメに
なってしまうことが多いです。
でも、もしたとえ今花が咲いていたとしても、毎日行けない環境では
上の↑写真のように働いてくれる助っ人がいないので(露地栽培では
「風」があるので多少は実ができるみたいですが)、実がキレイに
できないです。
北の畑では春が来ても他の虫たちも含めて受粉してくれる虫たちが
なかなか出てこないので、花が咲き出す4月頃から、
畑に行った午前中は「筆」で花をナデナデする仕事があります。
ナデナデしたその日の咲いてた花はよいですが、すでに咲いて2、3日
経ってしまった花もありますから、なかなか難しいですす。
ミツバチが活発に活動する気温は20℃前後らしいですね。
だから、露地栽培イチゴの花で早く咲いたのは実が成るのをあきらめて、
4月に入ってから咲いた花を大切にしておけばゴールデンウイークあたりから、
収穫できるっていう形になるみたいです。
(去年は遅霜とヒョウにやられました。)
それで、3月に入って咲いた花を死なせずに活かせる管理ができるならば、
路地でも4月くらいから収穫できることになるみたいですね。
地域の気候環境の違いもあります。
平均気温が4℃ほど北の畑と違いのある
東の畑でもし路地イチゴ栽培だったら、たぶん収量が上がると思います。
近所に養蜂農家もありますので早春でも暖かい日がありましたら、
お昼からでもブンブン飛んでます。
一時期、ミツバチの数が減ってニュースになったことがありましたね。
その頃、東の畑のハウス内のミツバチもなぜかよく死んで受粉がうまくいかず、
その年のイチゴの実の形は悪いのが多かったです。
今は、東の畑は中断していますので、どういう感じかわかりません。