社長の独り言

資産運用コンサルタントの社長日記です

世襲議員

2008-09-28 11:40:36 | 日常
小泉元首相の引退を受け、後任として次男が立候補
を予定しているとのこと。小泉さんとしては、何と
も言いがたい発言だと思いました。常々、古い自民
党体質うぃ「ぶっ潰す」と叫んでいたのですが、自
分のとこととなると別の話の様です。次男に自分の
地盤を引き継がせたい「親心」なのでしょうか?そ
んな甘い考えで、政治家をやらせても、ろくな政治
家になる筈がありません。その次男も、本当に政治
家になりたいなら違う選挙区で、一からやり抜く気
概が欲しいものです。それを親の七光りに肖り、政
治家になろうという考えでは、到底何も期待は出来
ません。これでは「バカ親、バカ息子」の典型です。

しかし、この世襲制議員ですが、政界を見渡すと何
と沢山いるでしょうか。ここに、国民の政治離れの
一因があるようです。つまり、政治家になるのは一
部の特権階級であるかの思いが浮かんでいまします。
これでは、中世ヨーロッパの貴族社会と何ら変わら
ないのでは?親が祖父が政治家だっだから、その子
も政治家になるのが当然の様な社会。では、一般国
民が政治家になるのは大変なこと、想像もつかない
ことになります。特に自民党には世襲議員が多いよ
うです。長い間政権を握ってきた自民党の多くの議
員が世襲議員と言う事は、特権階級の人が政治を行
ってきたことになります。いきおい、国民目線の政
治などできる筈がありません。口では巧いことと言
っても、一般国民の目線になれる筈もないし、なろ
うともしていないでしょう。その挙句に果てが、今
起きている様々な問題です。社会保険庁、天下り、
道路特定財源などにしても、官僚を管理統括出来な
かったではなく、「しようとしなかった・・」ので
す。

世襲議員の功罪は他に色々あるでしょうが、「百害
あって一利なし」と言っても過言では無いのでは?
それは今の政治の現状、社会の現状を見れば明白で
す。それに責任さえ取ろうとしない政治家達、そん
な奴らしかいない政界には期待することが、バカバ
カしく思えてきます。国民が政治に無関心なことは
国民の責任でもあります、そのツケを国民は受けて
います。一方政治家はそのツケを受けているでしょ
うか?利権を思う存分享受し、ちょっとバッシング
を受けると「辞任します」で終わりです。大臣を辞
任しても、議員を辞任しますとは絶対言いいません。
それが「政治屋」たちなのです。