社長の独り言

資産運用コンサルタントの社長日記です

親の躾

2009-11-18 17:10:37 | 日常
呆れたボンボン、高相容疑者。
スキーショップ、ジローの二代目のバカ息子
です。自称プロサーファーとか言っている様
ですが、ただのフリーターです。
親の七光りで職を貰い、一人で何も出来ない上、
麻薬に手を出し、家庭まで崩壊させました。
こんな下らない男を創ってしまったのも、
親の責任です。可愛がるのと甘やかすことを
間違えてはいけません。
市橋容疑者も、結局は同じ様なものです。

最近、子供の自殺が増えている様です。それも、
どんどん若年齢化しているそうです。最近では、
小学生にも「うつ病」があるとのこと、信じら
れない世の中になりました。
この原因は何なのか?やはり、原因は家庭にある様
です。家庭内でのコミュニケーション不足。親子間
でもメールでしか、コミュニケーションをしないと
か、子供に愛情を持てないという家庭も多いそうです。

豊かになった現代社会では、コミュニケーションは大
きな問題です。一人っ子が多くなり、親や祖父母の過
保護は益々ひどくなる一方です。甘やかされて育った
子供は、自立心、自覚が無いまま大人になっていくの
です。
昔は、貧しい環境で育てられました。一人一部屋なん
て夢の世界、一家はいつも「お茶の間」にいともので
す。その中で、知らずに躾を教えられて育ったのです。
今の様に、子供一人一部屋では、家族が集まる時間が
無くなってしまうのです。

第二の高相、市橋容疑者は、巷に溢れているのです。
それは、無責任な大人社会がそのツケを背負うこと
になるのです。

羽田ハブ化

2009-10-15 08:58:50 | 日常
前原大臣の羽田空港ハブ化発言が論議を醸し出して
います。前政権においては、タブー化された問題に
堂々と切り込んでいる点には、大いに評価するべき
であると思います。

元々、国際線は成田、国内線は羽田という棲み分けが
あります。それは、成田空港の開港経緯が大いに絡んで
くるのです。しかし、この問題こそが前自民党政権の
失態であったのです。そのツケが今なお、残っています。
その為、前政権と一体であった国土交通省は「腫れ物」
に振れるが如く、成田問題、空港行政をナオザリにして
きました。
その結果、日本にハブ空港は生まれず、韓国の仁川や、
香港にその主導権を奪われてきました。
年間5千億円もの空港整備費は、不必要は地方空港整備に
浪費され続けてきました。その結果、その地方空港から
韓国の仁川空港へ28路線が開設され、多くの旅行者が
海外空港を利用することとなりました。正に、利益の流出、
税金の無駄遣いです。
この舵取りの間違いが、現状の問題を引き起こしている
のです。

日本にハブ空港を作ることは、国内の航空会社を活性化
させること、海外の航空会社に多く乗り入れてもらうこと
に繋がります。その結果、観光産業の発展、外貨の獲得等
様々の恩恵を受けられるのです。当然ながら、地方の利用者
の利便性の向上になるのです。


空港整備特別会計

2009-10-02 09:32:58 | 日常
全国に乱立した98もの地方空港。
前原国土交通大臣は抜本的に見直す方針を表明
しました。航空会社に高い着陸料を押し付け、
空港整備にあててきたものです。高度経済成長
期においては、必要なものでした。しかし、い
つからか、本来の目的とかけ離れたものになって
きたのです。正に、政・官、財の癒着構造が根底
にあったのです。前自民党政権の負の遺産です。

本年度の当初予算は約5000億円です。今までも、
ほぼ同じ予算が組まれ、不必要な空港が作れ続
けてきました。航空各社が払う、着陸料、燃料
税が主な財源になっていますが、これらも全て
利用者に跳ね返ってくるのです。つまり、利用
者の運賃に上乗せされているのです。

環境が変化し、時代が変われば政策も変わるの
が、当然のことです。しかし、自民党一党独裁
政権においては、自分達の既得権益に不利にな
ることは、全て闇に葬られてきました。
本件も、約5000億円もの税金が、公共事業という
名目の下、一握りの業者に流れ、そこに癒着する
政治家達が恩恵をうけてきました。一党独裁政権
の垢が、この様に積もっていたのです。

前原大臣には、あるべき日本の空港整備の将来像
を描き、それを基に、何がすべきなのかを検討し
て欲しいです。

自民党総裁選

2009-09-29 08:27:04 | 日常
自民党が選出したのは、やはり谷垣氏でした。
新生自民党をアピールする絶好の機会だったが、
党再生の道筋は示せず、求心力は低下するばかり、
投票率の低さが、それを物語っています。

総裁選を通じて露呈したのが、政党としての結束
さの無さでした。大敗してから1月経っても、危機
意識は芽生えていないようです。国民の信頼回復
をするには、どこをどう変えなければならないか
を全く感じられません。この壊滅的な自覚不足では
、党再生の道筋は見えてこないでしょう。

総裁選で、森氏青木氏らの重鎮支配の是非を明確に
しなかった谷垣氏に、国民はどう審判を下すのか?
「みんなでやろうぜ」のキャッチフレーズも、重鎮
擁護の方便にしか聞こえません。

結局、自民党という政党が国民目線ではなく、政権
政党であり続けることしか考えていない政党である
ことが、再認識されただけでした。危機意識は中央
より地方にあります。今回の総裁選で、河野氏に投票
された地方票をないがしろにすれば、自民党離れは
ますます加速するでしょう。

最高裁裁判官国民審査

2009-09-18 16:00:09 | 日常
8月30日の総選挙と一緒に行われたのが、
最高裁裁判官国民審査です。
意外とナオザリにされがちなものですが、
最近の冤罪事件での最高裁判決をみると、
こちらも重要なものであることが見えてきます。

今回は9名が、審査の対象になっています。
最近はインターネットの普及もあり、対象者
のプロフィールも容易に分ります。
その内容をみると、単に○×をつけるだけでは、
ダメだということです。

冤罪事件として報道されている「御殿場事件」に
関わっている人、また足利事件の再審に関わっている
人など、良く知られている事件に関わっているのです。
どのように判断するかは、個人の問題です。
しかし、少なくとも何も考えずに判断することは
止めて欲しいです。

三権分立を謳っている日本の憲法ですが、最近の司法
のスタンスをみると、疑問に感じることが多々あります。
国民の力で、司法を牽制することには大きな意義があります。
この与えられた一票を無駄にしないで欲しいです。

「何も変わらないから、何もしない」という風潮が、
特に若者の間であるようですが・・・
今こそ、何かを変える行動を起こしましょう。
「YES WE CAN」です。

JAL再建

2009-09-16 08:22:20 | 日常
JAL再建策が公表されました。
大幅な人員削減、外国のエアラインとの提携などです。
12月までの1000億円の返済期限へ向けての再建案ですが、
大きな課題が山積みになっています。
しかし、この問題の根本原因はどこにあるのでしょうか?
JALだけの責任なのでしょうか?
一番責任があるのは、行政である国土交通省にあるのでは
ないでしょうか?

無計画の空港整備を行い続けてきた国土交通省。全国には
約100もの空港が存在しています。しかし、その実態は悲惨
なものです。黒字経営出来ているのは、羽田をはじめ2.3ほど
しかありません。残りは全て赤字なのです。この90以上の
赤字空港建設には、航空各社から燃料の一部を税金として
吸い上げてきました。年間500億円以上の税金を、無駄遣い
し続けてきたのです。
これが、国土交通省の無計画、無駄遣いの実態です。

行政の役割とは何なのでしょう。管轄の業界の健全な発展
をサポートすることです。その行政が、業界の足を引っ張
っているのが実情です。こんな役立たずの行政では、存在
価値などゼロです。
正にJALは、国土交通省に翻弄され続けてきたのです。

JALは日本のフラッグシップとして、世界の空を飛んできま
した。尾翼に鶴のマークが描かれているのがシンボルでした。
その鶴マークが消えてから久しいですが、JALのプライドや
発展も一緒に消えてしまったようです。

高速道路政策

2009-08-24 09:26:46 | 日常
休日の高速料金1000円、高速道路無料化。
自民、民主両党の高速道路政策ですが、
本当に経済効果があるのでしょうか?
また、エコ政策との関連性はどうなのでしょう?

世界の潮流はCO2削減、地球温暖化対策、エコです。
しかし、この高速1000円になったことにより、
休日の高速道路は、利用者が急増し激しい
渋滞を引き起こしています。
渋滞によるCO2の排出量は激増し、また物流への
悪影響も引き起こしています。
明らかに、世界の潮流と逆行しています。
一昨年の洞爺湖サミットで宣言された温暖化対策
は、どこにいったのでしょうか?

目先の政策、国民受けの良い人気取りの政策しか
見えてこないのが、最近の政治です。
温暖化対策として、エコカーの減税政策を実施する
一方で、この高速道路政策は大いに疑問です。
これが今の日本の政治です。政治家なら50年、
100年先の将来像を描くべきです。


温暖化対策を真剣に進めるなら、もっと鉄道事業を
活用するべきでは?一番のエコは鉄道なのです。
欧州諸国では、既に鉄道を活用しています。また
あのアメリカでさえ、鉄道事業に本格的に乗り出して
きたのです。
日本の鉄道には、世界一流の技術、経験、実績がある
のに、何故それを活用しようとしないのか?不思議で
なりません。

長距離郵送はトラックを鉄道で運ぶ、トラックターミナル
の整備、鉄道を利用した場合の費用に補助金を出す、
鉄道貨物の整備、物流業者との連携、費用の負担など
これらに補助金を出す方が、良いのでは?
更には、通勤であれ、旅行であれ鉄道利用者にこそ
補助金を出すべきです。

終戦記念日

2009-08-21 10:44:45 | 日常
今年も、8月15日の終戦記念日を迎えました。
戦後64回目の終戦記念日です。
数百万もの国民が亡くなった忌まわしい戦争
でした。

しかし、月日が経つにつれ、この戦争について
忘れられていく様な風潮が感じられます。
この忌まわしい戦争という事実を、どの様に
語り継ぐのかを考えるべきでは・・・。

今では、広島、長崎の原爆記念日すら知らない
若者が多いのです。同様に、終戦記念日を知らない
若者も多いのです。
戦争当時、特攻隊で死んでいった兵士の多くは
16~20歳までの若者でした。彼らは、日本が戦争
で勝つと必ずしも信じていた訳ではありません。
むしろ、この戦争は負けると分っていた筈です。
しかし、何故彼らはそれでも、特攻隊として死んで
いったのでしょうか?何を思い、死んでいったので
しょうか?決して天皇陛下のためではありません。
それは、自分達の家族、友達の為、そして将来の
日本の為なのです。
この愚かな戦争という事実を、彼らは身を捧げて
知らしめ様としたのです。同じ過ちを繰り返さない
様、そして日本と言う国が平和で繁栄することに
期待し、願って死んでいったのです。それが家族
友人への思いだったのです。

しかし、今の日本を見渡すと、彼らの思いが本当に
遂げられたかは大いに疑問です。終戦記念日すら
忘れられている現実。

今年もまた、熱い夏のお盆を迎えました。お盆は
亡くなった人達を、お迎えする期間です。
終戦記念日が、お盆の時期に重なっていることも
何かを感じざるをえません。
戦争で死んでいった多くの人達の思いが、そうさせた
のでしょうか?
それなら、お盆迎えをすることで、彼らの思いを
感じてあげたいと思います。

本田宗一郎

2009-08-02 15:35:46 | 日常
「わが社は世界的視野に立ち、顧客の要請に応えて
性能の優れた、廉価な製品を生産する」これは、
創業者、本田宗一郎氏が公表した最初の社是です。
本田技研工業が世界の「HONNDA」になったのも、
本田宗一郎のDNAが、引き継がれているからです。

この社是の中で一番のポイントは「顧客の要請に
応え」でしょう。全ての商売に共通のことですが、
ここが一番の問題です。
このことをきっちり実践出来ている企業は、業績
を挙げているでしょう。当たり前のことを、きっちり
行うことは難しいことです。何故なら、実際には
業績も上がらず、潰れて行く会社が沢山あります。
少し前の偽装問題が発覚した企業などは、その典型
です。自分達の利益、都合を優先し、顧客のことを
なおざりにした結果でした。

本田宗一郎が何十年も前に語ったことは、何十年経て
も変わらぬ原理原則です。現代社会で忘れがちなこと
言葉を今一度、思い出し、考えるべきです。
「歴史を学べないところに悲劇がある」と語ったのは
ドイツのビスマルク宰相でした。
今一度、偉大な先人達の教えに耳を傾けるときでは・・・

自民党の野党化

2009-07-29 08:27:57 | 日常
総選挙を控え、討論番組を多く見かけます。
最近の討論番組で気付いたことがあります。
それは、「自民党の野党化発言」です。

民主党が早々とマニュフェストを打ち出した
にも拘らず、自民党は未だに打ち出せません。
それに対し、民主党のマニュフェストに対し、
批判・中傷を繰り返す発言ばかりが目立ちます。
自民党は、早くも野党に成り下がることを、
自ら決めているかの様です。
つまり、選挙を戦う前から選挙に負けるという
気持ちがあるのでは?

自民党が行うべきことは、反省と検証です。
この4年間の政策に対し、何が出来たか、何が
出来なかったかを自ら検証することが必要です。
全ては、ここから始まるのでは?それもせず、
他党のマニュフェストの批判をしているのでは、
国民感情を逆なでするだけです。
弱い奴が喧嘩に負けた時に、言い訳をするのと
同じです。
自民党には、早くも負け犬根性がついてしまった
のでは?

以前、とある番組で脳化学者の茂木さんが面白い
ことを言ってました。
脳にも、野党化と与党化の働きがあると・・・。
つまり、自民党員の脳はすでに野党化している
のではないか。
これに一番戸惑っているのは彼ら自身なのでしょう。