ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

アル・アイン

2007年05月04日 23時41分06秒 | 旅する
今日は、日本がゴールデンウィークで休日のため、東京から電話もなければメールも来ない。当地に来てから初めての休日らしい金曜日になった。

藤枝市民会の友人を語らって、レンタカーでかねてから行きたかったアル・アインを訪ねることにする。10時にデイラの友人のアパートで待ち合わせをして、昼前には町の中心にあるアル・アイン・ロタナ・ホテルに着いてしまった。このホテルのレストランのビュッフェ(90ディルハム)でランチをとる。巻き寿司(あまりおいしくはなかったが)を含め、料理やデザートのバラエティに富み、満足感が高い。こんなことなら、朝飯を抜いてくればよかったと思った。


アル・アイン博物館は「地球の歩き方」に書いてあるのと違って、金曜日は午後3時から7時半まで開館していて、入場料は一人3ディルハムだった。博物館は後回しにして、隣にあるアル・アイン・オアシス(下の写真)を見てから、ハフィート山に向かう。上の写真は山の中腹から写真中央の温泉を臨む。温泉(5ディルハム)は水着をもってくるのを忘れて、足だけつかっただけだが、なんだかとっても癒されそう。UAEに数少ない天然の温泉のようだ。

帰りはアル・アインから検問所を通らずにオマーン領に入国できるブライミを通り、ブライミ・スークに寄る。金曜日のせいか、閑散としているし、大きなスイカやメロンを売っている店のおじさんも、買え買えとうるさくつきまとうこともなくのんびりしている。



不思議なのは、オマーン領に入る時は検問がないのに、同じ道を北に真っ直ぐ進みUAEとの国境にさしかかると、検問が待ち受けていることだ。こういうこともあろうかとパスポートを持ってきていて良かった。オマーンに入国した記念になるスタンプがパスポートに押されているかとチェックしてみたが、残念ながらこれはなかった。


観光客もいるにはいるが、それほど多くはない。アル・アインもブライミも時間がゆっくり流れているようだ。ドバイの喧騒に疲れた時には、また来たい。



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