ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

濃霧

2007年11月21日 21時06分26秒 | 気候
7時半に起床。ベランダに出て外を見ると、乳白色の霧で包まれ真下の駐車場に駐車した車の他、全く何もみえない。17日の朝もこうだったのだろうか。この霧では、関空やセントレアから早朝に着くはずのエミレーツ便はまたもや別の空港に着陸せざるを得なかっただろう。

ガルフニュースによれば、17日は、ドバイとアブダビに着陸を予定していた98便の飛行機が目的地以外の空港に着陸を余儀なくさせられたという。ドーハだけでなく、バーレーン、それにアル・アインやフジャイラといったUAEの他の空港に着陸した飛行機もあったようだ。

総領事館から送られてきたメールによれば、チェックイン荷物が多数空港内に積み残しになるなど、依然として大きな混乱が続いているようだ。空港関係者によると、荷物の扱いに関する混乱は1~2週間程度続く可能性があるとのこと。

濃霧の影響は空だけでなく道路にも及ぶ。エミレーツロードを通って通勤している社員によれば、今朝は路肩のあちこちに事故車をみかけたそうだ。

一連の濃霧がドバイの経済に与えた影響は相当なものに違いない。旅行会社はもとよりだが、日本からの出張者のアテンドをしなければならないドバイ駐在員にとってもスケジュールが狂って迷惑な話だ。

写真は、アパートの駐車場から撮ったエミレーツタワーズ。21日9時半頃、オリンパスC-700で撮影。

[11月21日追記]
ガルフニュースによれば、20日朝の濃霧により、ドバイ国際空港に着陸するはずだった計10便の飛行機がマスカット、ドーハなど近隣の空港に着陸させられたとのこと。早朝の視界は50メートルだったという。

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