８月２３日は１年で最も不吉な日？ バーレーン

バーレーン人にとって、今日８月２３日は１年で最も不吉な日であるらしい。

４年前の２００４年８月２３日、バーレーンを大規模停電が襲った。ドバイの今日の最高気温は４５度前後。バーレーンは少し低くて４０度前後のようだ。４年前の気温が今と変わらないとすると、エアコンも扇風機も動かない生活がどんなだったか想像するにあまりある。中にはエレベーターに閉じ込められた人もいたらしい。文字通り灼熱地獄だったろう。

そして、８年前の２０００年８月２３日、バーレーンの航空会社ガルフ・エアーがペルシャ湾（アラビア湾）に墜落。乗客・乗員全員の１４３人が死亡した。

いずれもオリンピックの年に起きている。

悪いことが同じ日に起こるという迷信はどこの国にもあるようだ。オリンピック・イヤーの今年、バーレーン人達は何も起こりませんようにと祈ったに違いない。

今のところ、ウェブ版ガルフニュースには何も入ってきていない。どうやら今年は何事もなかったようだ。